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新交響楽団 The New Symphony Orchestra 第245回演奏会(2019/4/29)

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『新交響楽団 The New Symphony Orchestra 第245回演奏会』に伺いました。(2019/4/29@東京芸術劇場コンサートホール)

新交響楽団は作曲家の芥川也寸志が1956年に設立したアマチュアオーケストラで、メンバーはオーディションを経て選ばれており、アンサンブルの完成度はとても高く、素晴らしい演奏を繰り広げました。

プログラムは芥川也寸志のオーケストラのためのラプソディー、バルトークの舞踏組曲、シベリウスの交響曲第2番でした。前半の2曲は難易度の高い曲ですが、隙がなくリズムの面白さがストレートに伝わる演奏でした。特に芥川の曲ではこの作曲家への敬意が込められた、新交響楽団ならではのものであったように思います。シベリウスは弦楽器奏者を中心に音楽に合わせて体が揺れるほど自然体に歌い上げていく気持ちの良い演奏でした!

指揮者の湯浅卓雄さんは東京藝術大学名誉教授でこれまでにフランス国立管弦楽団、ブリュッセルフィルなど海外で活躍。ほぼ満席の東京芸術劇場の聴衆からプラボーが飛び交う華々しいコンサートとなりました。

皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!


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