見出し画像

プロフェッショナルズ オーケストラ ニューイヤーコンサート(2020/1/18)‬

画像1

『プロフェッショナルズ オーケストラ ニューイヤーコンサート』に伺いました。(2020/1/18@高津市民館大ホール)‬

プロフェッショナルズ オーケストラは川崎に拠点を置き今年で創立10周年を迎える「モーツァルトの音楽をたのしむ会」を母体とし、モーツァルトの作品及び関連する作曲家の交響曲やオペラ、協奏曲などを質の高い音楽と地域に根差した演奏活動を通して、地域文化の発展に貢献しています。指揮者の末永隆一さんは「モーツァルトの音楽をたのしむ会」の代表で、大学のオーケストラやアマチュアオーケストラの指導にも力を入れています。

毎年恒例のこのコンサートではバリトン歌手の小林昭裕さんがオリジナルの脚本を用意し、オペラの楽しさを全開に伝えてくれています。小林さんは、東京芸術大学声楽科卒業、同大学院オペラ科修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了時に優秀賞・奨励賞受賞。数々のオペラに主演。国内のプロオーケストラとも共演を果たし、その活動は毎日新聞、音楽現代、モーストリー・クラシック上で紹介されました。

プログラムはモーツァルトの交響曲41番『ジュピター』、J.シュトラウス『トリッチ・トラッチポルカ』『アンネンポルカ』『春の声』、ロッシーニの歌劇『セヴィリアの理髪師』より 私は町の何でも屋、そしてモーツァルトの歌劇『ドン・ジョバンニ』より地獄落ちのシーンでした。

『ジュピター』での落ち着いたたたずまいは改めてモーツァルトの天才を気付かせる素晴らしい演奏。ヨハン・シュトラウスでのワルツでは独特の粘りが絶妙で、創立10周年を迎え、指揮者の末永さんとオーケストラの信頼関係が目に見えるようでした。バリトン歌手の小林が加わったオペラのアリアでは絶妙な歌いまわし、芯のある迫力ある声が素晴らしく、会場は盛り上がりました!『ドン・ジョバンニ』の地獄落ちのシーンは通常3人の歌手で歌われるところですが、一人三役で見事歌い切り圧巻!笑いもあり、本格的な演奏と創意ある脚本はこのオーケストラの真骨頂でした!「モーツァルトの音楽をたのしむ会」の今後の活動をぜひご注目下さい♪

画像2

皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?