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楽興の時 in Tokyo 2019 演奏会(2019/8/6)

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楽興の時 in Tokyo 2019 演奏会』に伺いました。(2019/8/6@台東区生涯学習センター ミレニアムホール)

2008年から福岡で毎年行われていた「楽興の時〜室内楽セミナー&演奏会〜」はピアニストの中川 淳一 (Jun-ichi Nakagawa)氏が代表を努め、N響第1コンサートマスターの篠崎史紀氏が、ピアノを勉強する若い演奏者や子どもたちと共演することで音楽を通じた真のコミュニケーションを作り上げていくことを実践されています。

今年は初めての東京開催となり、台東区のミレニアムホールでコンサートが行われました。
https://gakkyo-in-tokyo.jimdosite.com/

第1部のみ聴かせていただきましたが、小学生からアマチュアとして演奏する一般の方、音大卒でプロとして活動するピアニストなど7名がヴァイオリンの篠崎さんと共演しました。
「ウィーン、わが夢の街」、「ガボット」などの小品から、ベートーヴェン、ブラームス、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタまで多彩な演奏を聴くことができました。
特に印象に残ったのは小学生の内中優音さんでした。ベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」第1楽章」を、驚くほどニュアンス豊かで音楽的な演奏をしていて、将来が楽しみです。
第1部最後にはN響主席代行チェロ奏者の桑田歩さんも加わり、五十嵐里佳さんのピアノでブラームスの「ピアノ三重奏曲第1番 第1楽章」が演奏されました。

日本のトッププロと室内楽で共演できるという貴重な機会が与えられている「楽興の時」の活動が、本当に素晴らしいものだと実感できたコンサートでした。

皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!


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