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チェロカルテット ぶっっぅきーず 丹野陽介とその仲間たち(2019/5/2)

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『チェロカルテット ぶっっぅきーず 丹野陽介とその仲間たち』に伺いました。(2019/5/2@プリモ芸術工房)

東京音大や東京藝大を卒業した新進気鋭のチェリスト丹野 陽介 、森 義丸、飯島奏人、小林奏太により結成されたカルテットです。会場のプリモ芸術工房は、東急目黒線「洗足駅」目の前にあるサロンホールでした。

満席の聴衆を前に冒頭からバッハの「シャコンヌ」が演奏されました。ヴァイオリンソロのための楽曲が4本のチェロ用に編曲されており、4人の奏者が高い技巧を駆使した気合いの入った演奏でコンサートが始まりました。

メンバーのひとりである飯島奏人さんは作曲家・編曲家としても活躍されています。飯島さんのアレンジによる「オペラ座の怪人・メドレー」、「ビートルズ・メドレー」が演奏され、とても楽しめました。そして、飯島さんのオリジナル作品「Beyond the sea」は、優しいハーモニーと爽やかな空間が感じられるとても素敵な曲でした。

チェロカルテット向けの作品からクレンゲル「即興曲」、ポッパー「演奏会用ポロネーズ」、タンスマン「4本のチェロのための2章」が取り上げられ、チェロならではの奏法を駆使した見事な演奏を聴かせてくれました。

チェロカルテットは響きがとても心地よく、サロンホールで間近に聴くことができるのはとても贅沢な体験でした。

皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!


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