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菊地麻利絵 サクソフォーンリサイタル(2019/6/25)

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『菊地麻利絵 サクソフォーンリサイタル』に伺いました。(2019/6/25@五反田文化センター音楽ホール)

菊池さんは東京音楽大学を卒業後、渡仏。セルジーポントワーズ音楽院にて最優秀賞を得て首席で卒業。第7回ナント国際サクソフォーンコンクール第1位受賞。現在はソニーミュージックエンターテイメント「STAND UP! CLASSIC」メンバーで活躍しています。ピアノは羽石道代さんで、東京芸術大学を首席で卒業、「羽石道代プラスシリーズ」「Series FOCUS」など趣向の凝らした企画などで幅広く活躍中です。

プログラムはサンカン『ラメントとロンド』、ドビュッシー『ラプソディ』、クレストン『ソナタ』、棚田文紀『ミステリアスモーニングIII』、松下功『アトールII』、ワナメーカー『機械仕掛けのサックス』でした。

繊細なピアニッシモが印象的だった『ラメントとロンド』、精緻な技術と疾走感あふれる『ソナタ』、特殊技法が多く盛り込まれた難曲『ミステリアスモーニングIII』では、技術的なものを超えた先にある音楽的表現で圧倒しました。神秘的表現が印象に残った『アトールII』を挟み、菊池さんが今回初めて取り組んだ『機械仕掛けのサックス』は一つ一つの音の鮮烈さが増し圧巻の演奏でした!羽石さんのピアノは菊池さんを好サポートし、とてもハイレヴェルなコンサートとなりました!

皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!


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