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アンサンブル セントレア第5回演奏会(2019/8/2)

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『アンサンブル セントレア第5回演奏会』に伺いました。(2019/8/2@近江楽堂)

アンサンブルセントレアは昭和音大出身者のヴァイオリニスト、羽石晶子さん、笹原まりさんとヴィオラ奏者の坂本晴人さんにより結成。今回はチェロ奏者の宮坂俊一郎さんが加わり、室内楽の愉しみを体感できるプログラムが用意されました。

前半はルクレール「2つのヴァイオリンの為のソナタ」、ハルヴォルセン「パッサカリア」、ドヴォルザーク「テルツェットOp74B148」、後半はシューベルトの代表的な傑作「弦楽四重奏第14番 死と乙女」でした。

前半は2つのヴァイオリン、ヴィオラの組み合わせによるアンサンブルで、音楽が紡がれる様が目に見えるような、立体的な演奏でした。1stヴァイオリンだけでなく、2ndヴァイオリンやヴィオラの内声を担当する楽器の積極的な音楽作りがとても印象的でした。後半の「死と乙女」では宮坂さんのチェロが加わることで、より彫琢ある演奏になり、この曲が持つ劇性を速めのテンポをとることで際立たせた、感動的な演奏でした!

皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!


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