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磯貝萌子&田尻杏子ピアノジョイントリサイタル〜ピアノで巡る世界の旅〜(2020/2/2)

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『磯貝萌子&田尻杏子ピアノジョイントリサイタル〜ピアノで巡る世界の旅〜』に伺いました。(2020/2/2@STUDIO VIRTUOSI)

磯貝萌子さんは東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、同大学院修士課程鍵盤楽器研究領域(ピアノ)修了。 第8回北本ピアノコンクールF部門第2位、第25回彩の国・埼玉ピアノコンクールF部門銅賞、第19回PIARAピアノコンクールシニアC部門第1位及び浜松市長賞、など受賞経験が多数あります。 

田尻杏子さんは洗足学園音楽大学ピアノコース卒業。第19回PIARAピアノコンクール南関東地区大会にて優秀賞、同コンクール全国大会においてアポロ奨励賞を受賞。第18回北関東ピアノコンクール大学生Sの部第2位を経て活躍中です。

この日のコンサートではポーランド、ロシア、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ノルウェー、スペイン、フランスの作曲家の作品を取り上げ、各国の空気を楽しめる素敵な企画でした。特に磯貝さんの演奏したシマノフスキのエチュードOp.4-1やドビュッシーの版画、田尻さんの演奏したベートーヴェンのソナタ第32番1楽章、バルトークのルーマニア円舞曲は曲のメッセージ性がとても伝わる素晴らしい演奏でした。シマノフスキやベートーヴェンはそれぞれぜひ全曲を聴きたい気持ちでいっぱいになりました!モーツァルトの連弾も愛らしく華があり、惹きこまれました。プログラム構成、演奏ともに充実し、あっという間に時間が過ぎました。なお会場のSTUDIO VIRTUOSIはサロン風の雰囲気の良いホールで、奏者と近い距離感で演奏を楽しむことができました!

~プログラム~
ショパン: ワルツ 第2番 op.34-1 変イ長調
シマノフスキ: 4つのエチュードOp.4より第1番 変ホ短調
スクリャービン: 詩曲「焔に向かって」Op.72
ベートーヴェン: ピアノソナタ第32番 op.111 ハ短調 第1楽章
モーツァルト: 4手のためのピアノソナタ ニ長調 K.381
バルトーク: ルーマニア民族舞曲
グリーグ: 叙情小品集 第3集より「蝶々」op.43-1
グラナドス: 演奏会用アレグロ
ラヴェル: 水の戯れ
ドビュッシー: 版画

皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!


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