オーケストラ・フォルチェ第12回定期演奏会(2019/7/14)
『オーケストラ・フォルチェ第12回定期演奏会』に伺いました。(2019/7/14@新宿文化センター)
Orchestra Failte -オーケストラ・フォルチェ- は若手のアマチュア奏者によるオーケストラです。"フォルチェ(failte)"とはアイルランドの言語、ゲール語で「歓迎」を意味します。指揮者は村本寛太郎さん。村本さんは東京芸術大学音楽部で打楽器を専攻。卒業後バロックから現代音楽まで、幅広い音楽に専門的に学び、このオーケストラ・フォルチェの常任指揮者を務めています。
プログラムはプロコフィエフの交響曲第1番『古典』、ラフマニノフの交響曲第2番でした。古典交響曲の出だしから打楽器を専門としてきた指揮者 村本さんのこだわりが瞬時に伝わってきました。全体を通しても細部に至るまで、曲の面白みやメッセージが浮き出され、とても素晴らしい演奏でした。ラフマニノフの交響曲第2番は演奏に1時間を要する大作です。随所でテンポの動かし方や打楽器を中心とする表現にハッとする表現があり、時間を感じさせない演奏でした。
指揮者の細かい要望に応えつつ、充実した演奏をしたオーケストラの健闘が光りました!
皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!
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