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新交響楽団 第246回演奏会(2019/7/15)

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『新交響楽団 第246回演奏会』に伺いました。(2019/7/15@東京芸術劇場コンサートホール)

新交響楽団は1956年創設、音楽監督の故・芥川也寸志の指導のもと、ストラヴィンスキーのバレエ三部作の一挙上演や日本の交響作品展などを行ってきました。現在も難曲を含むレパートリーにも積極的に取り組んでいます。今回指揮をとったのは矢崎彦太郎さん。矢崎さんは1975年ブザンソン国際指揮者コンクールに入賞後、活躍を世界に広げ、2008年には長年にわたる日仏音楽交流の貢献に足し、フランス政府からオフィシエ勲章を受勲しています。

コンサートではシェクスピアのロメオトジュリエットを題材にした3曲が演奏されました。前半はベルリオーズの劇的交響曲『ロメオトジュリエット』から管弦楽部分の抜粋。後半はプロコフィエフのバレエ『ロメオトジュリエット』第2組曲とバーンスタインの『ウエスト・サイド・ストーリー』でした。

珍しいベルリオーズの曲では情景が目に浮かぶようで、特に繊細な表現に魅了されました。プロコフィエフでは劇的な表現が充実し、バーンスタインではリズムの饗宴を堪能しました。新交響楽団の奏者は皆積極的で、特にチェロをはじめとする弦楽器首席奏者のリードは素晴らしかったです!弦楽器と管楽器のバランスも良く、まさにハーモニーが紡がれている感覚を堪能できました!!

皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!


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