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感動的だった 山宮るり子&漆原啓子 のコンサート

オーケストラ フィルハーモニカー特別演奏会
(2020.09.20@調布市文化会館たづくり くすのきホール)

プログラム前半はハープ協奏曲、後半はヴァイオリン協奏曲で構成され、それぞれのソリストの妙技、アンサンブルの楽しさを心から楽しめた素晴らしいコンサートでした。オーケストラ フィルハーモニーカーの演奏は代表の由井恒志さんの明快な指揮、コンサートマスターの加我悠さんのリードのもと、均整の取れたアンサンブルを展開しました。

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ハーピストの山宮るり子さんは2007年渡独、ハンブルク国立音楽演劇大学を首席で卒業後同大学院にてドイツ国家演奏家資格を最優秀の成績で取得。2009年第58回ミュンヘン国際音楽コンクール・ハープ部門にて日本人初の第2位、併せて特別賞を受賞。2010年USA国際ハープコンクール入賞。2011年リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール(パリ)にて日本人初の優勝。以来、国内の主要オーケストラの共演、テレビなどの出演で活躍中です。山宮さんの独奏で演奏されたのはヘンデル作曲のハープ協奏曲 変ロ長調Op.4-6。ハープの奏でる音色の多彩さ、弱音での繊細さがとても印象的。オーケストラとの一体感も素晴らしく、曲の魅力に気付かされた素晴らしい演奏でした。

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ヴァイオリニストの漆原啓子さんは東京藝術大学付属高校在学中に第8回ヴィニャフスキ国際コンクールにて於いて最年少18歳、日本人初の優勝と6つの副賞を受賞。その翌年、東京藝術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始しました。海外の一流オーケストラとの共演も重ね活躍中です。

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演奏されたのはベートーヴェン作曲のヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61。今年生誕250年を迎えたベートーヴェンの代表的作品の一つです。漆原の演奏は自然体で気品に満ち、ベートーヴェンの心に寄り添うような演奏。そこからは漆原さんの作曲家への敬意と、愛情にあふれた思いを感じられました。
2曲の協奏曲を素晴らしいソリスト、オーケストラによる演奏による音楽の楽しみが凝縮された、充実のコンサートでした!

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