"ここぞというとき"はclutch time?巨人原監督の言葉から
原監督は天才ですか?
巨人・原監督 約2億円主砲の岡本和にゲキ「エネルギーに変えないと」
https://article.auone.jp/detail/1/6/10/17_10_r_20210509_1620510024127381
一昨日こんなふうにゲキ飛ばしてたら(↑)、
昨日これですからね。
能力の引き出し方が凄すぎます。
今日はその原監督の言葉を。
決定づけるものが今年はあまり見られない
リンク記事によると、原監督は岡本選手に対して
(試合を)決定づけるものが今年はあまり見られない
と言ったそうです。
さて、決定づけるものってなんでしょうか?
ホームランを打つこと?、決勝打?、、それともサヨナラ?、、、
ここでは何かに限定されているわけではないので、解釈は色々あると思うんですけど、自分はこごぞという場面で打つことと考えました。
when it counts
ここぞという場面はwhen it counts、このcountは重要だという動詞ですね。
Okamoto blows his chance when it counts.
岡本はここぞというときにチャンスをつぶすね
まぁ英語だとこんなふうに露骨にダメ出しすることはないので、多少婉曲的に表します。たとえば、最初に以下の文をくっつけてから、上の文に繋げます。
He is good, but sometimes...
うまくやってるよ、でも時々…という言い方ですね。英語らしく選手を立てます。
あるいは、この一種の"苦言"は期待の裏返しでもあるので、
I'm counting on him clutching at the right moment.
ここぞという時に打ってくれることを期待してるんだけどね
のように言います。
ちなみに、count onというのは当てにすること、頼りにすること。
clutchというのはgripとかgraspとかと一緒で掴むことを意味し、野球ではよくチャンスで打つことを意味します。→clutch hitter(チャンスに強いバッター)
そして、ここぞという意味のat the right momentです。
エネルギーに変える
そしてもう一つ。この文。
人よりいい生活ができて、いい待遇を受けながらやっている。それをエネルギーに変えないと
全部とりあげると長いので、後の文を取り上げます。
エネルギーに変えるというのは、change XX into energyでいいと思います。
あるいは、次のようにXXからエネルギーをもらうと言い換えてもいいかもしれません。
get energy from XX
原監督が言うそれというのは、良い生活ができ良い待遇を送れている事実のことなので、英文ではfactをくっつけましょう。
He wants to get energy from the fact that he has a better life and money than other people.
以上です。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今日はこんな感じで原監督の言葉を英語にしてみました。
この言葉が響いたのか、結果として翌日にサヨナラホームランを放った岡本選手。
やっぱりスターですね。
と同時に、原監督の名監督っぷりが表れた一つのエピソードとして今後記憶されるかもしれません。
ではまた
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