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【英語】辰己に「檄を飛ばす」楽天石井監督。だんだんと石井監督の人となりが分かってきた


辰己ベンチスタートですか!?

ちょっとビックリしました。 

なんたってあの辰己ですからね、
開幕からずっとセンターを守って、チームのキーとなっていた選手です。

そりゃ、打てない問題はあるけどさ、
そうであってもスタメンから外したのは驚きでした。

それもこれも、一昨日の牽制死、そして三振がきっかけなのでしょう。
もちろん、それまでにも不甲斐ないプレー(覇気がないというか)があって、それが積もり積もって、懲罰交代→スタメン外しに繋がったんでしょうが、この件に関して、石井監督が二日に渡って辰己を鼓舞したのは、石井監督のイメージからしても少し意外な感を受けました。


さて、英語です。

檄を飛ばす

これ何て言うんでしょうね。
自分も知らないので調べてみました。

それで出てきたのが、

give a pep talk

pepというのは活気・活力のこと。
その話を与えるので、激励する→檄を飛ばすとなります。

Ishii gave a pep talk to Tatsumi.

どうもこのpepはpepper🌶の短縮形らしく、刺激与えてるわけですね。

その他どうでしょうか?
檄を飛ばすというのは、"強い言葉で行動を促すこと"なので、これでもいいですかね?

urge

urge 人 to doを使い、

Ishii urged Tatsumi to rise to action
アクションを起こすよう促す

と、とりあえず表現。
その後に"厳しい言葉で"を付け加えます。

...with his hard words

厳しいは、hardの他、severe, harsh, strictなど、なんでもいいと思います。

さて、そんな石井監督ですが、辰己に何と言ったのでしょうか?
全部取り上げるのは無理なので、最も印象的だったこの言葉を取り上げます。

やり返してやるという感じが見えなかった

やり返すでまず思い浮かぶのがリベンジ
でも英語のrevengeには、"一度した失敗を取り返す"という意味はないので、この場面では使えなさそうです。

じゃあ何を使うか。

make up

を使ってみましょうか。
化粧のメイクアップですが、これは補う補填する埋め合わせるっていう意味ですよね。

これを用いて

He couldn't make up what he'd done.
彼は自分がしたことを取り戻せなかった

と表現。
what he'd doneの部分は、実際は石井監督がすでに話している内容なのでitで受けるとして、これに「見えなかった」や「感じ」を加えます。

I didn't feel any emotion (from him) that...
...以下の感じを受けなかった

そして、この二つを合わせます。

I didn't feel any emotion that he would try to make it up.

おわりに

いかがだったでしょうか?

石井監督、飄々と見えて、かなり熱い人なのかも。
初登板で大炎上した瀧中のときは、後ろの投手陣に失礼だと言ったり、
早めに降板させた早川が不満そうな顔をすると、闘争心が見えて嬉しいと言ったり。

気持ちの面というか、戦う姿勢を厳しく選手に求めてるんでしょうね。
それでいて合理的で、結果論には嵌らない。
野村監督の系譜を受け継いてるのは間違いないけど、あまり重なって見えないのはそれが石井流だからでしょう。
だんだんと石井監督の人となりが見えてきました。

少しでも参考になったら嬉しいです。

ではまた

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