【英語】Sticky Ball Issueについての澤村の意見

ボストンで投げてる澤村がsticky ball issueについて自分の考えを述べた。

Make a better baseball

記事の中でmake a better baseballという表現があった。これは「もっとマシなボールを作る」とか「もっとマシなボールにする」とかという意味で、ボールそのものを改善しろよという意見。

その上で澤村は、より粘着性のある日本のボール(Mizuno baseball)をチームメートに示して、好感触を得たことを報告した。

Everybody liked them.
みんな気に入ってたよ

そして澤村は一つの解決策を提示する。

I can’t say for sure this would be the best solution. But it’s worth a try.
これがベストな解決策だと言うつもりはないけど、試してみる価値はあるんじゃない?

要はミズノのボール使ったらいいじゃんということだ。
実はこの点に関して私も思うところは同じで、ミズノなりゼットなりがこれを機に売り込めばいいと思ってる。どっかのYouTubeにも「輸出したらええ」とコメントした。

feel like a criminal

もちろんメジャーではRollingsが昔からメジャーリーグにボールを供給し続けてきた歴史があるので、その癒着を簡単にひっくり返せるわけではないことは分かるのだが、かと言ってこのボールをそのまま放置していいのか?

ずっと放置し続ければ、滑りやすい(slick)性質は変わらず、投手野手ともにケガのリスクを高めるだろうし、今問題になってるけど、ゲーム中に禁止物質の取り締まり(crackdown)を今後永遠と続けていくことになり、熱したフライパンに水を差すようなつまらん試合進行になって、野球離れがより一層加速していくと思う。

このゲーム中の取り締まりは澤村も思うところがあるようで、

feel like a crimial
犯罪者のよう

とその気持ちをたとえた。

そうなのだ、今やピッチャーとバッターの力関係は逆転して、バッターが圧倒的に強くなってしまった。これって、今まではスピンレートが上がるからピッチャー有利とか言われてたけど、その反動でバッター側に振れただけの問題ではなく、むしろバッター側が「あやしいぞ」と言えば要求が通るといった状況で以前よりも公平性が失われた、悪化したと言わざるを得ない。ずっとこの状況を続けていくのは無しだ。そういう意味では、澤村の提案は良かったと思う。

個人的には、三つの解決策しかないと思ってて
・Rollingsが滑りにくいボールを作る
・滑り止め物質を一部解禁する
・日本のボールを使用する

ということで

今後どうなるかわからんけど、リーグがオフにどういった方針を示すか気になるところだ。
注意深く見ていきたいと思う。


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