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濃厚なレビューをもらうまでの実験と結果

こんにちは。
minneでハンドメイド作家をしている
デザイナーのトクダです。

自己流で模索しながら、
作家歴2年で月の売上550,000円を達成しました。

このノートでは、
売り上げを出すことができた
私の頭の中をお見せしていきます。
売り上げが伸び悩んでいる
ハンドメイド作家さんのヒントになると嬉しいです。

今回はminneでご購入いただいたお客様に
書いていただくレビューのお話です。

ハンドメイド作家の中で、
「レビューください」のメッセージを
伝える派か伝えない派

分かれるのを見かけます。

よく見かける意見として、
伝えない派の作家は
必死すぎてカッコがつかないという意見。
伝える派の作家は
欲しいものは頼もう!気にしないと言う意見。

私はminneのお客様に
「レビューを書いて欲しいことを伝える!」派です。

なぜなら、レビューは売り上げを大きく左右するからです。
商品説明よりも重要です。

デザインと価格が同じような商品があったら、
レビュー数が0個の商品と1,000個の商品、
どちらを購入したくなりますか?

レビュー数が多い方が、
安心できるし、
商品説明を読もうと思いますよね。


もし、レビュー数が0個の人は、
0から1はすっっごく大きな壁。
あきらめないでください。
身近な人にお金を渡してでも、
書いてもらいましょう。
それほどまでに、
レビューには価値があるんです。

レビューは制作の励みになります。
いただくレビューの中でも、
私たち作家が欲しい「具体的な作品の魅力」を
レビューに書いてもらう方法

たどり着いたのでまとめました。

それまでの実験のトライアンドエラーと一緒に
お話ししますね。

レビューは最大のモチベーション

作家活動をしていて、
モチベーションが保てない時があります。
私がハンドメイド作家として活動していて、
モチベーションが下がる時は
売り上げが下がる時です。
モチベーションが上がる時は
濃厚なレビューをもらえた時です。

レビューをいただいているだけで
かなり嬉しいですし、
制作の励みになります。
お客様の貴重なお時間をいただいて
レビューを書いてもらえただけで
とってもありがたいことなのですが、
作家として実際、
感動するほどに嬉しいレビューというものがあります。
それは、私が思う商品の魅力を代弁してくれているような、
使用している光景が浮かぶような、
具体的なレビューなんです。
私のモチベーションが上がるうえに、
他のお客様も具体的にイメージすることができるからです。

レビュー数は実績数

ハンドメイド販売を始める方が迷う
あるあるな選択肢のひとつ。

Instagramで販売する?
minne、creemaなどで販売する?
自分のwebサイトで販売する?

いろんな視点から総合的に
説得できてしまうくらい
minneでの販売がいっっっっちばんおすすめ

今回はレビューのお話なので
レビューの視点から。
実績になるから!
もちろんレビューがつかないこともあります。
でも、レビューをいくつもらっているという、
実績になるから!!


手数料とか目先のことが気になると思いますが、
Instagramで注文もらって銀行振込にすると
結局お客様が手数料払うことになるじゃない?
webサイトをWordPressで作ってもね、
維持費がかかるのよ!
お客様が離脱しないように、
クレジットカード払いとか
paypay払いとか、
払込で利用費もかかるよ!
そして、minneの集客力はすごい!
広告費としてまとめて払っちゃう方が効率よくてお得!

おっと、熱が入ってしまいました。
実績を残そうって言うことです。
minne、creema、メルカリでもいいので、
レビュー集めていきましょう。

レビューをしてもらうためにした実験

私の商品はお客様に「使っていただく」商品です。
ちょっと独特な商品なので、
使用した感想。
使うのは簡単か、難しいか。
取扱説明書はわかりやすいかどうか。

実際のレビューが特に重要になる商品です。

私が「簡単に使えますよ〜、丈夫ですよ〜」と
商品を説明しても
お客様は100%信用できないはず
です。

お客様が感じた感想は
次のお客様を繋ぐ大切な言葉。

ほしくてたまらないレビューのために、
やってきたことを4つまとめました。

実験①【手書きの手紙をは有効か?】

ハンドメイド販売を始めて売り上げが少ない時は
お手紙を書いていました。
手書きのお手紙って、読んでしまいますよね。

保険会社の人からの誕生日に届く手紙も、
読んでしまいますもの。
内容は「お変わりないですか?」って簡単な内容だけれど、
「おっちゃん元気〜?」って気持ちになります。
※子供が増えたり、家族が入院したりすると、保険が動くからね!
 チェックしてくれてるんだね!

私がお手紙に書いていたことは以下です。
・名を名乗る
・ご購入のお礼
・取扱説明書を一読のお願い
・レビューのお願い
・気の利いた一言で締め

特別すごいことはなく、
硬すぎず、
丁寧に、
大人の女性として書いていました。

便箋1枚にぎっしり。
私、本当に字が汚いんですよ!
月に何十通も書いていて、
腱鞘炎になったりして、
疲れて、字も汚くなりますわ!

レビューで「心が暖かくなる買い物でした」と
書いてもらうことが多かったので、
手書きの手紙に手応えを感じていました。
私の愛だ!とこだわっていました。
ある時、
手紙を一通書く時間をはかってみると、
もっと集客に時間をまわせることに気づいて、
印刷物へ移行しました。

実験結果【レビューを書いてもらう確率は印刷物でも変化なし】
ぐぬぬ、こだわっていたので、
手書きの方がいい!と言いたいところですが!

実験②【伝え方を変えてみよう】

私のインテリアデザイナー時代の上司が、
仕事ができる方でした。
すごく毒を吐く方です。
オブラートがどっか行っちゃったような方で。
その上司がよく言っていた言葉で
結局気に入っている言葉があるんです。

「客はバカばっかり!
言わないとわからないし、
言っても伝わらない」

上司が言いたいことは、
悪口じゃないんです。

言って教えてあげましょうね。
伝わるように伝えましょうね。

ということなんです。

大企業のパンフレットをデザインする時も、
クレームに対して
「ここに書いてありますからぁ!」って
対応は不可なんです。
伝わるように記載していない企業側のミスになるんです。

お客様もね、忙しい方々ばかりです。
いろんな性格の方がいます。
察してちゃんの彼女だって
いつもうまくいかないじゃないですか。

作家がしてもらって嬉しいことは教えないと伝わりません。
ガンガンお願いしちゃいましょう!

私が伝え方の言い回しを模索した経緯です。

「レビューいただけると嬉しいです」

「レビューいただけると制作の励みになります」

「レビューのご協力いただけませんか。制作の励みになります」

どうでしょう。
ニュアンスの違いなんですが、
レビューをしてやらないこともない、という
気持ちになりませんか?

実験結果
「協力という言葉を使った段階で、
レビューの確率が上がりました!」

肌感覚ですが3つ売ったら1つレビューがつく、、、
くらいの感覚かなぁ?

余談ですが、
「次のお客様のお買い物の参考になるので、
レビューにご協力いただけると嬉しいです」
という、伝え方も一瞬していました。
「誰かのためになる」レビューだよ、
と伝えたかったのですが、
自分の中にしっくりこなくてやめました。

実験③【発送時のメッセージで頼む】

次に試したレビューのお願いの方法は、
同封するお手紙に加えて、
発送時のメッセージでお願いをすると言う方法です。
私は商品を発送する段階で、
以下のようなメッセージを送りようにしています。

こんにちは、先ほど商品を発送いたしました。
お手元に届くまでもう少しお待ち下さいませ。

送ったよと言うことが伝われば良いと思っていました。
この文面に以下の文章を付け加えるようになりました。

お手元に届きましたら、
お手数ですが、
レビューにて商品の受け取りのご報告をいただけるとうれしいです。

定型郵便で発送した場合、
丁寧にメッセージで教えてくれるお客様がいます。
「メッセージくれるならレビューがいいな」という、
レビュー数を稼ぎたい気持ち言葉にしています。


もちろんメッセージを読まないお客様もいるでしょう。
印刷物を読まないお客様もいるでしょう。
伝え漏れを防ぐために重ねて伝えています。

「必死な感じがちょっと恥ずかしい」という
気持ちは見栄とプライドにせいです。
いっぱい売れて、
必死じゃなくなると、
気にならなくなりますよ。
重ねてお伝えしていきましょ!

実験結果「ラフなレビューが増えた気がする」
「届きました!ありがとうございます!」とか
「可愛くてときめきました。またよろしくお願いします」とか。

実験④【メッセージで具体的に頼む】

さて、ラフなレビュー数が増えて、
濃厚なレビューを増やしたい気持ちになりました。
こんなお客様はいないだろうか?

レビューを書いてあげたい気持ちはある。
いい買い物をした感動はある。
でも、何を書こうか思いつかない。
「ありがとうございました!」だけじゃあじけない。
あああぁぁー(苦悩)
めんどくさい、レビューはあとでいいや!
→そして忘れる。

誘導してあげたら、
レビューも書きやすくならないかな?

発送時のメッセージに
以下の内容を付け足してみました。

レビューでは、以下のことを教えてもらえたら嬉しいです。
・どのように使用したか
・お気に入りのコーディネート
・使った感想
参考と、制作の励みに刺せていただいています。

実験結果「濃厚なレビューが増加!」
圧倒的に読み応えのあるレビューが増えました。
購入して、使用して、喜んでいただいてる情景が浮かび、
あたたかい気持ちになります。

購入を検討して判断材料として
レビューを見たお客様にも
購入した後の未来を想像出来る、
こんな風になれるんだ!のようなイメージが大切です。
写真でも、商品説明でも、レビューでも
お客様に伝えていきましょう。

レビューを書かないお客様への気持ち

無です。
無。
何かあったかもしれないし、
何も無いかもしれない。
何も問題が無いから
レビューで問題を伝えないのかもしれない。

情報がなくて考えても仕方のないことは、無です。
何も感情を生まなくてよし。
そんなことより、次の制作、次のチャレンジ。

ただですね、個人的な話ですが、
私は楽天でお買い物をした時、
レビューをする事はありません。

お買い物に満足して、
感動して、
Instagramでシェアしたとしても、
レビューをする気にならないのです。
こんな人間もいます。

レビューで星1がついたことがある!

なんと!
私!
レビューで星1がついたことがあります!
星5の中に突如現れた
星1に存在に、
猛烈なパンチをくらった気分でした。
内容は
「よかったという感想ばかりだけれど、
うまく使えなかったというレビューがないことに不信感がある。
力がいる。
思ってたものと違って簡単ではなかった。」
(どんなものを売っとるのかは置いといて)

いい感想ばかりだけど本当にそうなの?」
と言うコメントに私も同意でした。

私のお客様は優しいのです。

「簡単に使えなかった」という言葉も、
商品説明で重々説明していることなので、
レビューを見たお客様も想定に範囲内。

直感で買う方もいらっしゃるので、
よくわからずに買ったお客様は
びっくりすると思います。
気軽に購入する価格帯ではないはずですが、、、

そんなわけで、
しばらく星1のレビューがやけに目立つ存在でした。。

真摯な対応を心がけてコメントをお返しし、
この一連の流れを別視点からみる
商品のプレゼンチャンスだととらえ、
対応しました。
売り上げにダメージはなかったんじゃないかな?
私の心は一瞬ダメージをくらいましたが。

雑貨のガラスのアクセサリーを
「繊細だったので、ちょっと落としたら割れてしまった」
という星1のレビューがついたとします。

他のお客様は「そりゃ落としたら割れるでしょ。」と思い、
「丁寧に扱おう」と注意して購入します。

悪い点が買わない理由に影響しないこともあります。
本当に欲しければ、
覚悟をして買うのです。

おわりに

いかがでしたか?
ハンドメイド作家の活動は
孤独な作業です。

自分できづいて、
やってみて、
忘れた頃にふりかえる。

私のレビューに対しての
トライアンドエラーについてお話ししました。

私はAmazonプライムや、
web漫画も読むんですが、
レビューや感想もしっかり読むんです。

他の人はどんな気持ちになったんだろうって。
映画は見る前にサッとレビューを読みます。
その時に文章の量が多いレビューは目に留まるんですよね。
熱い気持ちが詰まっているような気がして、
読んでしまいたくなる。

レビューの確率を増やし、
次は濃厚なレビューを書いてもらう。

もちろん、濃厚なレビューを書くには
実際にお客様が商品に感動していることが大前提。
いい商品を生み出し、
感動体験を売ることが目標です。

以前もレビューについて書いた記事があります。
よかったら一緒によんでみてくださいね。
またね!


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