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売れるminne作家はアクセス解析を分析している

お久しぶりです。
ハンドメイド作家のコノカです。
繁忙期が終わったので、またnoteにやってきました。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか??
今回はminneのアクセス解析のお話です。
minneは正直、お客様やショップの分析をする情報が少ないと思うのですが、minneが最低限教えてくれるアクセスの情報は最大限活用したくありませんか?
アクセスされたってことは、街中のお店でいうところの「のれんをくぐってくれた」っていうこと。
「商品を手に取ってくれたってこと」

minneのアクセス解析を見るたびに、心がざわめいてしまう。
「アクセスが減っている」と思うと、落ち込んでしまうし、逆に「見られているけれど買われない」と分かると、虚しさが募る。

私の場合、一方で記録が残らない不安がありました。
みんなはアクセス解析の情報を残しているのかな?
これだけのデータを、消耗するのは勿体無いと思い、一年前からアクセス解析を記録するようになりました。
そして、その記録から気づいたことをお話しします。

記録したアクセス解析の内容

毎週金曜日は、アクセス解析を記録する日にしています。
私はGoogleのスプレッドシートを使ってアクセス解析の情報を記録しています。
どんなことを記録しているか、書いていきますね。

閲覧作品の上位5つのお話し

見られている商品は、求められている商品ということになりますよね。
高価格帯の商品が見られているのか、低価格帯の商品が見られているのか、商品の流行りや流れを見るようにしています。
この上位5つを見ていて、私のブランドの「人気商品」がなんとなく見えてきます。
ただし、これは単に目を惹いている商品であって、実際に売れている商品とは限りません。
どうして「目を惹くことができているのだろう?」と、自分なりの答え探すようにしています。
イトルが魅力的なのか、写真が素晴らしいのか、それともニーズがあるのか、考察していくことが大切です。

1つの商品のview数のお話し

上で書いた「閲覧作品の上位5つ」には、それぞれview数が表示されています。
そのview数も記録しています。
繁忙期と閑散期はすごい差で、数字が少なくても「閑散期だから」とマイペースに気にしないようにしています。

繁忙期に特集掲載に選ばれると、数字は跳ね上がります。
もともと75viewだったものが、280viewくらいになりました。
特集掲載されただけで約200viewに増えるのです。
minne担当者様、ありがとうございます!!!

今年の繁忙期は、特集掲載の波に乗って、最高878viewまで増え続けました。
ありがたいことに、毎年特集掲載してもらっていますが、もし、勝負の時期(繁忙期)に特集掲載されなかった場合、自力でこの数字へ持っていけるのかだろうか、、、
目標の数が決まりました。

検索キーワードのお話し

minneではアクセス解析のページで「検索キーワード」が20個までわかるようになっています。
検索キーワードは、お客様がminneの中に入って、検索欄に入れた言葉で、バーーーーッとと出てきたいろんなブランドの中の、私の商品をクリックされた言葉のことです。

私は「検索キーワード」と「見られた回数」の上位5つを記録しています。
この「検索キーワード」が、自分の商品を探す人の探すときに使う言葉かどうか、チェックします。

例えば、子供用の小さめの椅子を買いたいママさんが、
「minneでいい感じの子供椅子はないかしら?」と思って
minneで「椅子 家具 小さい」で検索したとき。
小ぶりの椅子のピアスが出てきたら「そうゆうのじゃない!」ってなりますよね。
「自分の商品を探す人の探すときに使う言葉かどうか」
商品を探す人が使うであろうキーワードを考えて、それにマッチする商品ページを作ることが大切です。

「検索キーワードで多くの人が見てくれているのに、なんで売れないんだろう??え、もしかして商品がよくないのかな?」ズーン
落ち込む前に、検索キーワードのミスマッチが起きていないかチェックすべしです。

小ぶりの椅子のピアスを販売しているのに、「椅子 家具 小さい」の検索ワードはミスマッチですよね。
検索ワードのミスマッチが起きないように注意して、たくさんの方に商品を見てもらえるようにしましょう。

検索キーワードで検索したときの上から何番めに出てくるか?

アクセス解析の「検索キーワード」をクリックすると、実際にminneで検索したときに「いろんなブランドの商品がバーーーーッ」って出てくる状態になります。
私はここで、自分の商品が上から何番めに出てくるか、数えています。
これがちょっと面倒で、手作業なんです。

とりあえず、「検索キーワード」の上位5つを記録しています。

理想は、上から4番目に入ること。
上から4番目に出てくる商品があれば、それが私の勝負キーワードです。
なぜ4番目かというと、検索していつまでもスクロールしませんよね。
パッと見て、思ったものが出てこなかったら、別のワードで探しませんか?
だから、スマホで最初に出てくるのが、上から4番目なのです。

でも、それだけではありません。
検索キーワードで出てきたいろんなブランドの商品たちを「おすすめ順」で上から何番めかをチェックし、「人気順」でもチェックしています。

もし、アクセス解析の「検索キーワード」で見られる回数が多いのに、実際に検索してスクロールしても、なかなか自分の商品が出てこない時もチェックです。
スクロールして出てきた商品にはピンとこなくて、自分の商品は見にきてくれたということですから。
その商品には需要があるということです。

作品ページへの総アクセス数のお話し

「商品ページへの総アクセス数」を記録しています。
1週間に商品ページへアクセスされた回数のこと。

そして、1週間のうちの1番アクセスされた日の数も記録します。

これはただ、とりあえず記録しているだけです。
3桁が4桁になるので、「ああ、繁忙期がきてるなぁ」って背筋がシャキッとします。

総アクセス数が前週よりどう動いているか、推移がわかるようにパーセント%を出しています。

月末には、1週間に売れた数を数えて入力し、購入率を計算します。
私の場合は1〜2%の購入率です。
繁忙期も閑散期も関係なく、一定。
だから、商品説明文や写真を大きく変えたときに購入率が下がったりすると、ガクッと下がったりした時は、元に戻すようにしています。

売れる人はminneのアクセス解析を分析している

作家活動を始めた最初の2年はアクセス解析をボーッと眺めているだけでした。
むしろ、気にもとめていませんでした。
私にはminne作家友達がいるのですが、その友達は私よりバリバリ売っていて、作家歴の長い先輩作家です。
その友達が「検索キーワードの上位何番目に出てくるか、数えている」と話してくれて、私も数えるようになりました。


以前働いていた営業事務所の上司も「売上の推移」をグラフにしてしてにらめっこしていたことを思い出し、苦手が数字と向き合う時間を作ることにしました。

当時は、「過去の記録を眺めて何か変わるのだろうか??」と思っていました。

売上推移表の話はこちらから↓

私は数字が苦手なので、「お客様が喜んでくれること」ばかり考えてしまいますが、強制的に向き合うことも大事ですね。

おわりに、検索の上位にいくアルゴリズムのお話し

こうやって数字を見ていて感じたのは、「検索キーワードで検索したときの上から何番めに出てくるか」の順番や顔ぶれがガラッと変わった時があったこと。

このような出てくる順番を決める仕組みをアルゴリズムと言います。
GoogleやInstagramもアルゴリズムがあります。
アルゴリズムを攻略して、人は上位争いをしているんです。

さて、minneのアルゴリズムですが、どんなことを基準にしているか、公表されていません。

私がこの一年分析して、minneのアルゴリズムを攻略するために必要なことを予想します。

  • 検索上位にいる人はレビュー数が多い

  • 新商品ページを作ると、作っていない場合よりアカウントにパワーがつくので、新作以外にもお客様専用購入ページは必要に応じて作るといいかも

  • なぜそれ?って押していない商品が上位に上がってくる謎があります

  • 商品説明文や商品写真が多いと有利なのは、検索にヒットする他に、商品を見ている滞在時間も影響している可能性がある

  • 一定数時間をおいて、写真や文章の修正をすると「新作」のようにプラス評価される

  • レターを書かないより、書いた方が動きがある(気がする)

私にとっては当たり前のことですが、「そうなの!?」と思ってくれた方は❤︎で教えてくれると嬉しいです。

久しぶりの投稿が、小難しい数字のお話になってしまいました。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
またね!

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