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笑わない日なんてない

「笑わない日なんてない」

これ最近の四男の名言です。
「今日笑った?」と何の話の流れかそんな質問をした時の四男の返事がこれでした。

私は、この四男の言葉で笑顔になりました。

そんな話しから繋がるのか繋がらないのか、
思い出話しをいくつかご紹介。

①障子ぶち破る事件

次男には、魔の2歳児という時期がありませんでした。代わりに魔の4歳児という時代がありました。
「そら、みんな通る道。無いわけないよね。」と思いつつ、遅れてやってきたイヤイヤ期を『泣き暴れた時に抱きかかえられる大きさを超えつつある4歳でやってきた事』を嘆くのか、『少しは言って聞かせられる可能性のある4歳でやってきた事』をありがとうと思うのか、どう捉えて良いのか戸惑っていたのも事実でした。
イヤイヤを4年溜めてたん?ってくらい泣き暴れの威力が強かったもんで。。。

※イヤイヤ期と呼んでますが、俗に言う2歳のイヤイヤ期と同じだったかは分かりません。とにかくちょっとしたことですぐ癇癪起こしてました。

ある日、原因は忘れてしまったけど、「ンギャーーーーーッ!○△□*€☆×!」と泣き暴れた次男の横には、障子が。「あっ!」と思うが先に、次男の振り上げた足がズボッと障子に穴を開けました。
私と長男の「あっ!」と言った声の大きさに驚いたのか、障子に足を突っ込んだ時の衝撃に驚いたのか、もしかして「あっ!やってもた!」みたいな感覚があったのか、泣き怒りながらも驚いた様子の次男。
そこで私のとった行動は、次男が開けた穴の上に「えいっ!えいっ!」と言いながらチョップで2つ小さな穴を開けました。
何が起こったのか分からんみたいな表情で母の行動を見つめる長男と次男。
私が作りたかったのは、障子の穴の笑顔。
「なあ、次男。また次男の胸にキャッキャが来たら(イライラしたり、キーッとなることの方言)、この障子の笑顔を思い出して。」
と話すと、なんと素直に「うん!」と言って笑う次男。
それを見た長男も笑顔でした。

イヤイヤ期の泣き暴れが始まったら、静まるのを待つしかないと腹をくくるか、一緒にイライラしちゃうか(こっちが9割でした)で、打つ手が無かったのに、奇跡的に(←これ強調します。そんな度々通用しません。)笑顔に変わる事ができた瞬間でした。


②牛乳ぶちまかし事件

まーあるあるですかね。
時々ありますよね。
コップの牛乳とか可愛いのじゃなくて、2ℓパック丸ごととか、そういうの。
でも、「これをきっかけに掃除が出来て良かったわ♪」なんて、すぐ気持ちが切り替わらず、「せめてお茶か水やったら、、、」とブツクサ言うか「もー!拭いたタオルまで臭くなるし!💢」とか言って気が滅入っちゃうやつ。
この時のぶちまかしは、ものすごくあっぱれな牛乳しぶきだったので、やらかした次男に、「凄いし写真撮っとこうか。なんかピッタリの表情作って。」と提案しました。
で、撮った写真がこれ。
約10年近く経った今でも笑っちゃうんですもん。発想の転換って大事ですね。



③スイカぶち回し事件

②と似た話しですね。
実家から畑で採れた大きなスイカが送られて来た時のこと。
「おばあちゃんのスイカやで。立派やなあ!」と段ボールを開けたままにして、夕飯準備してました。
背後からゴロゴロゴロゴロ音がするので、振り向くと、三男が運動会の大玉転がしみたいにスイカを転がしてました!
「食べもんやで!」と言うが遅いか、バキッと破裂音。
シーーーン。
「ヤバッ」と気持ちが丸ごと表情に出てる三男とスイカを見比べて、
「なあ。これ、笑ってるみたいちゃう?」と紙で目を付けてみました。
「なんか可愛い。写真撮ろ♪」と記念撮影。
「写真撮る余裕があるって事は大丈夫?けど、後でこれ怒られるパターン?」みたいな気持ちがよぎってるのか、固まった笑顔の三男(笑)
もちろん、注意しました(笑)


子どもたちが小学生くらいまでは、やらかす事も多いし、大人側もてんやわんやの時間は本当に多いんですが、ハプニングを笑顔に変えれた時って、忘れないもんです。
思い出しても笑っちゃう。

日々はそんなに理想的にはいかなくて、ため息や怒りなんかにまみれちゃう時もあるけど、でもやっぱり今も昔も子どもたちに元気や笑顔をもらってるんだなあと思います。

(西垣)

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