Vol.1 薬膳とは
みなさん、こんにちは♩
薬膳アドバイザー、スキンケアアドバイザー、アジアンビューティ研究家のConnie Tan(コニー・タン)です。
今回は薬膳についてご紹介します❣️
薬膳とは「中医学(中国の伝統医学)をベースにした食事」のことです。
中医学には「医食同源」という考えがあります。これは「医療(薬)も食べるものの元は同じもの」という考え方。実際、漢方薬の原料とされる生薬には、私たちが日常で口にする食材が多くあります。
つまり、「特別なことをしなくても、普段食べるものに気を配って、バランスのとれた食事をしていれば、健康になれる!」ということです🙌
ここでいうバランスとは、現代医学の栄養学でいうバランスとは少し違います。
では、中医学でいうバランスとは何か?🤔
みなさん、この図をご覧になったことはありますか?カンフー映画でよく師匠の家に飾ってありますよね(勝手なイメージ)。
これは「陰陽図」というもので、「世の中のものは陰と陽のバランスで出来ている」という中医学の考えを表しています。黒い部分が陰、白い部分が陽で、世の中のすべてのものは、陰か陽に分類されると考えられています。太陽は陽、月は陰、男性は陽、女性は陰・・・といった感じです。
ここで重要なのは「陰と陽、どちらが優れているというのではなく、全てはバランス」だということです。
また、この陰陽図の白と黒の小さな丸は「完全な陰(/陽)のなかにも陽(/陰)が少し交ざっている」ことを意味しています。
「陰と陽はどちらも同じくらい大切で、どちらも完全な形で存在せず、お互いがバランスを保っている状態が理想の形」ということです。
すごく素敵な考え方だと思いませんか?!💖
中医学でいうバランスとは、この陰陽のバランスのことを言います。
イメージとして、陰は体を冷やしたり、機能を抑制したりするエネルギー❄️、陽は体を温めたり、機能を促進したりするエネルギー🔥です。
食べ物はそれぞれ陰のパワー、陽のパワーを持っているので、そのパワーをいただいて、体のバランスを整え、不調を改善しよう!
それが「薬膳」です❣️
しょっぱなから長くなってすみません!
(目標さっそく達成できず…😂)
次回は、陰陽と同じく中医学の基本とされる「五行」についてご説明いたします♩
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