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母を移住先に呼び寄せる準備

認知症の母は現在一人暮らしをしている。


症状はまだ軽く、

早めに認知症の薬を始めたこともあって、

自分のことはまだ自分でできる状態。



しかしこの先を考えると、

認知症が進んでいくだろうし、

もっと歳を取ると、

病院のお世話になることも増える。


そう考えると、

早めに私が住んでいる地域に呼び寄せて、

すぐに駆け付けられる距離に

置いておきたいと思う。


一緒に住むことも考えたが、

現実的に、

認知症の母とずっと同じ空間で暮らすのは、

難しいと考え、

やはり施設への入居に向けて準備を進めている。



母が住んでいる地域で施設を探すなら、

ダメだった時は一旦実家に戻って、

また一から探し治すことも簡単だ。


しかし、

遠く離れたところまで呼び寄せるとなると話は違ってくる。


一旦入居を決めた施設を

本人が気に入らなければ、

その施設を退去して、

また遠く離れた実家に送り届けて

新しいところを探すか、


一時的に一緒に住みながら

新しいところを探すか、

になる。


その間、

仕事をしながら

施設探しをし、

常に認知症の母と一緒に過ごすことは、

精神的な疲労が大きくなりすぎる。


「介護」という問題と

自分のあいだに全くスペースがない状態は

私がもたない。



だからこそ、

本当に信頼できる施設に出会いたいと切に思うし、

ちょっとした手違いがあったりすると、

すごく不安になる。


例えば、

今日、現在入居に向けてやり取りをしている施設から、

電話が入る予定だったが、

結局電話がなかった。


そんなことだけで、

本当にここは大丈夫なんだろうかと疑ってしまう。


失敗したときに修正するのが大変だからだ。


不安定で落ち着かない状況が続き、

それだけで疲弊してしまうが、

それでもできることを

一つ一つ積み重ねていくしかない。

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