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「お母さん」は専業主婦だけ?

“国民的”と冠がつく「サザエさん」「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」「クレヨンしんちゃん」などのアニメに出てくるお母さんは全員専業主婦です。
サザエさんは1969年、ドラえもんは1979年、ちびまる子ちゃんは1990年、クレヨンしんちゃんは1992年にアニメ放送が開始されました。それぞれ漫画原作なので作品が生まれたのはもう少し前ですが、その時代に“一般的”であった家族の形をベースにしていることが伺えます(なお、「専業主婦」という形が定着したのは戦後の1950年代だと言われています)。

月日が経ち、上記の“国民的アニメ”が継続される一方で、近年放送が開始されたアニメのお母さんたちは様々な職業に就いています。
2004年からスタートした「プリキュア」シリーズでは、専業主婦だけではなく、自営業、会社員、医師、漫画家、女優、ライターなど、様々な職業のお母さんたちが登場します。最新シリーズに出てくるお母さんはトラックの運転手という、“男性が多い“とされる業界で活躍しています。

また、35年続く玩具シリーズのシルバニアファミリーでは、「シルバニア村の村長」を務めていたクマのお父さんが村長を引退し、新しい村長を決める選挙が行われています。10月現在、まだ次期村長は決まっていませんが、男女のキャラクターがそれぞれ立候補し“選挙活動”を行っています。

「女性だから」「男性だから」と性別を理由にした役割に縛られず、ガールズの未来に無限の選択肢があることを提示できる。その時代の入り口にわたしたちは立っています。

次の世代に向けて何ができるのか、コネクトシスターズと一緒に、考えてみませんか?

ビックシスター まいら

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