国際ニュース TOP3 (6月26日)
1位:世界初、中国が月裏側の土壌採取
中国の月面探査機「嫦娥6号」は25日、月の裏側の土壌サンプルを採取して地球に帰還した。月裏側のサンプルリターンは世界初。
6月2日に月裏側の南極「エイトケン盆地」に着陸、4日に土壌サンプル採取、月周回軌道に待機していた帰還機とドッキングして地球へ帰還、内モンゴル自治区に着陸。
習金平国家主席は、中国の科学技術の高さを示す成果だとコメント。
土壌サンプルは月資源を探る重要な手がかりとなる。
中国は、26年に月南極の資源調査、28年に月資源利用の実験、30年に月へ宇宙飛行士を送り、35年までに月面に研究ステーションを作る計画をしている。
2位:中国、日本人母子切りつけ事件
中国の蘇州市で24日、日本人学校のスクールバスを待っていた日本人母子と案内係の中国人女性が、刃物を持った男に切りつけられる事件が発生。
日本人母子は命に別状なく、中国人女性は意識不明の重体。
男は中国人、無職、52歳。
中国外務省の報道官は、これは偶発的事件であり世界のどこでも起こり得る事件だと述べた。
3位:EU、MS Teamsへ競争法違反の見解
EUの欧州委員会は25日、Microsoft製品のTeamsがEUの競争法(独占禁止法)に違反しているとの予備的見解を示し、Microsoftへ「異議告知書」を送付した。
MicrosoftのTeamsとOfficeのセット販売が、健全な競争を阻害しているという見解。
昨年夏に米Slackからの苦情を受け、欧州委員会は調査を開始。今年4月にMicrosoftはTeamsとOfficeのセット販売を世界的に行わないと発表したが、欧州委員会は対応が不十分と判断。
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