見出し画像

One Stop サービスを目指して

noteで、何度もご案内している、ブルーカーボン。
制度や方法論の説明に加え、実際に自分がガッツリ関わっているプロジェクトの進捗もお伝えしているところです。

これ以外にも、いくつかお手伝いしているプロジェクトがあるのですが、いつもネックになるのが「先立つもの」=「お金」なんですねぇ。

もちろん、現在Jブルークレジットの認証を受けているプロジェクトは、「ブルーのため」に始めたものは皆無です。

今まで、漁業従事者や地域の方々が協力して、様々な保護活動や環境教育、養殖事業、商品開発等々をされていた中で、Jブルークレジットという、これまでの環境維持に資する活動を収益化できる仕組みと「偶然」に出会い、取り組み始めたプロジェクトばかりです。

ですので、「プロジェクト実施」については追加的資金は必要有りませんが、「プロジェクト申請/クレジット認証申請」については、条件にもよりますが、安くはない費用が発生してしまいます。

算定方法を始めとする手順については、「Jブルークレジット®認証申請の手引き」を参照下さい。

藻場の分布や養殖場の状況、面積、収量、変化量などなどを特定するためのモニタリングが必須で、一般的には、空中撮影や水面・水中撮影などの現場での作業が多数発生します。

プロジェクト実施者は、漁協や自治体、地域住民や地元企業などで構成されますが、このような作業を実施できる場合は稀で、業者に依頼することになります。ここに、お金がかかるんです。

収集したエビデンスを元に算定を行い、申請すること自体は、私独りでできますが、これを手弁当でやったところで大勢には影響なし。

ということで、Jブルークレジット申請の「One Stop サービスをやろう」と一大決心をしました。

その第一弾として、水中撮影をできるようになろうと、泳ぎは大の苦手にもかかわらず(元々山屋です)、無謀にもダイビングのライセンス取得講習を受けに、石垣は川平へと赴きました。

お世話になったのは、「OceanStudio」
石垣島で唯一のダイビングプールも所有されており、世界基準のPADIのライセンスを取得できるとのこと。

竹富町とは以前仕事でご一緒させてもらっていましたし、今も、モズクの養殖でブルーを創生する事業者のお手伝いをしています。その他、マングローブでのブルー創生や、町有林でのブルー創生も検討していたこともあり、八重山諸島は何度となく訪れた、馴染みのエリア。

とはいえ、仕事のみでの訪問だったことから、観光経験ゼロ。
この際、楽しみながらチャレンジしよう!と意気込んで乗り込みました。

OceanStudio

2日間コースで、この通り、海も空も「八重山ブルー」
スタジオの屋根の白さや、半島の森のグリーンが良く映えます。
(実は、初日の午後は、「ここまで降ることはないよね」というくらいの土砂降りとなり、一緒に受講した女性の方が「ハブクラゲ」に刺されるというアクシデントがあったのでした)

底地ビーチ

初日はプール講習が主体でしたが、2日目は底地湾でのボートダイビング。
「かなりの方が船酔いするので」との忠告も、幸い自分には当てはまらず、ヤレヤレ。

ですが、午前中で終了するハズのところ、「残念ながら、認証できません」と相成りました(;O;)

「ライセンスは独りでダイブできることが前提」であり、「今の状態ではインストラクターがいなければ無理ですよね」とのこと。

お世話になったダイビングボート

ただ、目標がある以上引き下がれない、ということで、追加料金をお支払いして補講を受講。午後の2ダイブ目では、無事合格を頂くことができ、8m(!)のマンタがやって来る、といわれる水深9mのサンゴ礁まで、ファンダイビングすることができました。

OceanStudioウェブサイトより

ライセンスゲットできたとは言え、まだまだソロはおぼつかない。
これから、まずは、毎月くらい通ってスキルアップし、アドバンスのライセンス取得にチャレンジしたいと思います。

ところで、第一弾が水中撮影なら、第二弾は空中撮影。
ドローンでの撮影を行いたいと思っています。

ということで、そのためには、どのような機材が必要なのか、ライセンスは必要なのか、などなど、ご存知であれば是非ともご教示ください。

「海の上だからライセンスはいらないよ」とか「ドローンも安いやつでよいよ」とかいろいろ聞きますが、実際を全く知らないので何とも(^^ゞ

来年度は、リーズナブルな費用で、ブルーを創生したい皆さんの支援をしたいと思っています。皆様のご協力、よろしくお願いします。

もしよろしければ、是非ともサポートをお願いします! 頂いたサポートは、継続的に皆さんに情報をお届けする活動費に使わせて頂きます。