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30by30Alliance

先日、環境省他、全17団体が発起人・コアメンバーとして発足した「30by30Alliance」というアライアンスに参加しました。

GHGの削減をコアコンピタンスとしてビジネスを行っておりますが、ゼロカーボンを目指すには、どうしても削減できない残余排出量を、中和クレジットで相殺する必要があります。

そのクレジットの要件はこれから議論されますが、いずれにせよ、吸収系のクレジットであることには間違いありません。DAC(Direct Air Capture)やCCSもその範疇ではありますが、環境価値(=クレジット)、とりわけ、森林吸収によるクレジット(J-VER)を活用した地域活性化のお手伝いをしてきた人間としては、グリーンカーボン(森林)及びブルーカーボン(海域)が採用されることに期待しています。

ブルーカーボンは以前ご紹介しましたので、こちらを参照下さい。

特に、ブルーカーボンは、今年から本格的に創出していこうとしていたところ、この取り組みに出会ったわけです。ブルーカーボンの推進は、まさしく、アライアンスの参加要件に合致しており、かつ、個人でもOKというじゃないですか。だいたい、このような団体は法人のみなんですよね。

もちろん、すかさず応募しました。
情報入手に人脈形成、情報発信の場として、活用できそうです。
既にメルマガも3回を数え、内容にも満足しています。
とにかく、情報過多、玉石混交のウェブの中、ピンポイントで必要な情報にたどり着けるのは、何物にも代えがたい、優秀なキュレーターです。
会合の結果報告や、ドラフトの解説などなど、嬉しい限り。
加えて、補助事業募集の先出しや、最新動向のアップデートもあります。

個人的には、八重山でのブルーカーボンの取り組みをタイムリーに事務局へ情報提供し、アライアンスの主要取り組みの一つとして認識してもらいたいと思っています。

経産省が鳴り物入りで開始した、GXリーグにも賛同していますが、こちらでも、有用な情報が入手できると共に、基本構想作りに参画できるメリットを享受できそうです。

経産省といい環境省といい、官僚の方々や委員の先生の方々が霞が関で知らない間に決定していくのではなく、このように、幅広いステークホルダーの参画の元に、施策を推進していくというスタンスは、非常によい傾向だと思います。

30by30Alliance

SDGsの基本理念「誰一人取り残さない」即ち、「ダイバーシティ&インクルージョン」を実践していく実例になることを願っています。


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