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情報開示のエトセトラ

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TCFDにTNFD、SECにEFRAG。ボランタリー系にコンプラ系。様々な開示ルールが存在する今日この頃。統一化の流れですが、リアルタイムで追いかけるのは辛いところ、お助けする記…
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2023年10月の記事一覧

EmbeddedとAttributed

CBAMの移行期間(Transition period)が、2023年10月より始まりました。 2025年12月31日まで26ヶ…

SBTi参加企業数アップデート

毎月定例のSBTi参加企業数、10月度。 毎週木曜日にアップデートされますので、2023年10月26日…

VC IG、MA IGの最終案公開

今年8月「Materiality Assessment Implementation Guidance:MA IG」と「Value Chain Implemen…

CA is already in?

2023年10月7日、Gavin Newsom カルフォルニア州知事が、署名したことにより、めでたく「SB253…

シンCDP始動?!プラットフォームの矜恃

CDPについては何度もご案内しており、つい先日も「デフォルトの情報開示プラットフォームとし…

SBTi参加企業数アップデート

毎月定例のSBTi参加企業数、9月度。 毎週木曜日にアップデートされますので、2023年9月28日現…

IFRS S1・S2が目指すところ

先日、日本版S1・S2プロジェクトの進捗状況をご案内しました。 月1回以上のペースで鋭意検討中のようなので、当初の予定通り、2023年度中にはドラフトが公開され、パブコメ実施。フィードバックの内容を反映して、2024年度中には確定基準がリリースされるのでは無いでしょうか。 とはいえ、S1・S2は来年2024年1月1日移行に開始する年次報告期間から適用が可能になりますので、任意開示にはなりますが、これに基づいた開示を行ってもよいわけです。 個人的には、将来の日本版S1・S2