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キャリコンサルタント面接試験事例<ケース41>役職定年による迷い

<来談者情報>

年齢:59歳
性別:男性
職業:専門学校教員 教育部
家族:妻、子供2人(20代)

<ストーリー>

・役職定年を半年後に迎えるにあたりどうしようかな?と悩んでいる。
・現職は教務課で課長として務めている。
・10年くらい前からカリキュラム改革、システムの構築など行い学校改革をしてきた。
・大学卒業後は違う教育に関わる仕事を経験し、今の専門学校に転職した。
・転職に伴う仕事内容は変わらず、学校改革(カリキュラムの作成やシステムの構築) 新しいことを生み出す・改革・変革をすることにやりがいを持ってきた。
・役職定年後、今の専門学校に残る場合は元部下の部署に移動となり、元部下が上司になる。
・元部下のサポートの仕事に回る。それにはやりがいは感じないが、のんびりするのもいいかなと思っている。
・相談者の地元の大学の職員(表情が明るい)の話を知人から声をかけられた。
・地元の大学の職員ではやりがいのある仕事(カリキュラム改革、システムの構築など)ができるが、今の自宅からは通えないので転居の必要がある。
・知人から「大学の改革をして欲しい」と言われている。
・奥さんとは今までずっと一緒に暮らしており別居は考えていない。
・奥さんが一緒に来てくれるか不安。(表情が曇る) 
・奥さんは自宅周辺でコミュニティーがあり人間関係を築けているし、奥さんの実家も近く親の世話も必要)
・絶対反対されると思うので奥さんや娘に相談できていない。
・子供はすでに独立している。

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