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スナックのママをしている「日本橋CONNECT」について紹介します

2019年9月に東京の下町・人形町にオープンした、屋内BBQができる食堂と日替わりママのいるスナックバーが併設しているお店「日本橋CONNECT。昨年春にチームにジョインし、私はスナックのママとして、お店の立ち上げから店舗運営を行ってきました。

今まで発信に対して少し億劫になっていたのですが、この機会を使って、日本橋CONNECTを知らない方や、スナックに興味がある方に向けて、お店について伝えられたらなと思います。

「人と人がつながる」場所づくり

日本橋CONNECTは、鉄板焼のある食堂とスナックが併設している複合型のお店で、「ビジョンを繋ぐ場とコミュニティの創造を通じて社会をより良くする」というビジョンを掲げるfireplaceの自社店舗です。

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こちらは「共食」をテーマにした食堂エリア。4つの鉄板がロの字になっており、鉄板を囲みながら、お客さん自身がヘラやナイフを使ってお肉や野菜を調理するセルフクックスタイルをとっています。

まずは、鉄板の使い方やお店のシステムについて、スタッフの説明を聞きながら調理してもらいます。お客さんがいっしょに鉄板を囲みながらお肉や野菜をジュージュー焼いて、人と一緒にごはんを食べる「共食空間」をたいせつにしています。しゃべるのに夢中になって焦がさないように注意です。

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食堂は完全予約制で、豚肩肉、牛肉、厚切りベーコンのお肉に、野菜盛り、そしてシメのコースセットになっています。コースのメニューもカスタマイズできるので、集まる人や名目によって選ぶことができます。ドリンクもクラフトビール、ジン、リキュールなどの変わり種が多いので、飲み比べてみるのもおすすめです。

さらに、店内には65インチのサイネージが設置されており、スポーツ観戦や社内研修、イベントスライド等にも使用可能。当店メニューだけでなく、コミュニティやイベントの利用場所としても使うことができます。

ニーズや用途によって変化できる場所の多目的性は、今後ハード面を作る上で重要だと思います。このサイネージ、直接ペンで文字や図も書くことができ、ボードとしても使えるので会議にもおすすめです!子どもの遊び道具にもなるみたい。

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日替わりママのいるスナックエリア

ドアをはさんで隣のエリアへ。L字のカウンターに8席のこぢんまりとした空間です。食堂からそのままスナックへ飲みにこれるのですが、食堂とスナックの空間を区切るために、スナック側に別の扉を作っています。

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ちなみに、スナックは『CONNECT BAR』といい、当初は「スナックのようなBAR」と説明していたのですが、シャカシャカとシェイカーを振るわけでもないし、ママがお話をする場所なので、ここでは「スナック」で統一することにしました(やりながら変わることもあります)。

ドリンクは食堂とはまた別のものを置いていて、ウイスキーを中心に、焼酎、クラフトビール、ワイン、簡単なカクテルなども用意してます。ほんとうに簡単なものだけ…。ショットでも飲めるし、ボトルをキープすることもできます。単価はだいたい3,000〜4,000円。ボトルを買ったらそれ以降はチャージ代のみで飲むことができます。

通常の老舗スナックとかだと、銘柄関係なく「3,000円飲み放題」だったり、キャバクラ形態化したお店はセット料金制(60分ごととかの時間で料金が発生する)だったりするのですが、うちは席料のチャージ1,000円のみで、時間は無制限です(なのでワインやシャンパンを頼んでもらえるとちょっと声が高くなるかもしれません)。


日替わりママのいるスナックとは

CONNECTはママが日替わりでお店に立っています。基本は月に2〜4回ほどお店に立ちたいママが中心となり、本業・子育ての合間に趣味として働いている方が多いです。趣味とはいえ、お店についてよく考えてくれる人が多いのでとても心強いです。

定期的に入れなくても、「ママに興味がある」「一度立ってみたい」という方には、ゲストとして立つこともできます。お客さんもはじめましての人を受け入れてくれる優しい方ばかりなのでご安心を。

みなさん年齢も職種もバラバラで、接客経験もそれぞれ。未経験の方もいれば一流ホテルや旅館で働いていた方もいますが、うちはそんなに高度な接客を求めないので、人と話すのが好き人の人生に興味があるという方ならきっと大丈夫です。

ひとつ驚いたのは、2月あたりにママをやりたい人を再募集したとき、意外にも男性のニーズがあることでした。「女性じゃないとダメですか?」という質問があり、ちょっと悩んだけどなんだか盛り上がっていたので、「パパ」枠を設けることに。"女性が接客するお店"にしたかったわけではないので、女性に限定せず男性も立てるようにしました。お店に立つスタッフについては、また別のnoteで書こうと思います。


営業自粛中の今思うこと

あっという間に7ヶ月。これまでトライアンドエラーで営業してきた日本橋CONNECTですが、今は5/7まで営業を自粛しています(4/24現在)。私は終電で帰宅していた日々もなくなり、あまり振り返られなかったお店について考える時間が増えました。

今は週に2回、無料でオンラインスナックをやって既存のお客さんやはじめましての方とお話をしたり、ECサイトを開設して、お店が再開した時に飲める「未来のボトルキープ」を販売したりしています。

一人ひとりに生き方、考え方が問われるこの社会で、今まさにリアル店舗の価値や、オフラインのあり方を見つめ直す機会でしょう。今までCONNECTを通してやってきたことを思い返し、これからを考える場所として、このnoteを使っていけたらと思います。

再開したら、ぜひ遊びに来てください!




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