流れに身を任せられたら
昔から苦手なことの1つに、「なるようになる」がある。物心ついた頃から、「こうでありたい」や「これを実現・達成したい」という気持ちの強い性格だった。負けず嫌い、達成志向、向上心が高い、と言ってもらえることもあったけれど、見ていて疲れる、頑張ることが目的になっている、自分にも他人にも厳しい、といったフィードバックをもらうことも多かった。
キャリアでも仕事でも、目標やゴールを設定し、逆算して今の行動を決めるタイプ。それが心地良いし、想定と異なる方向へ進みそうになると激しく抵抗してしまう。母からは「随分と生きづらい生き方をするのね」と言われる。
それでも、大人になったら自分の選択に責任を持たなくてはならない。何が正しいのか、どの選択が正解なのか、誰も教えてくれない。
もっと言うと、何を選んでも自分で正解にする、あるいは正解に近づけることができる。
意思決定が1割、それを受けての行動が9割。そう思って生きている。
今日ついに社内公募プロセスへの応募が完了した。Job Descriptionを読み込み、具体的なイメージを持てない部分があったので、異動希望先のマネージャーと1:1ミーティングをしてもらい、色々とクリアになったので直後に応募完了。
タイミングが良いのか悪いのか、グローバルで走る2つのイニシアティブプロジェクトに今の上司からアサインして頂いた。今の仕事も大好きなので、良い成果を出せるように頑張りたいと思う。夫には、せっかく今の上司から高く評価されて必要とされているのに勿体ないねと言われたけど、今の私は新しいチャレンジがしたくてうずうずしている。
まずは今仕掛り中の大きなプロジェクトが成功するように、3月前半まではなるべく集中したい。インパクトのある前向きな仕事だと思う。関わることができてとても嬉しい。
流れに身を任せられたら、今よりもっと楽なのだと思う。どうしようもないこと、受け入れなくてはならないことは現実に存在するけど、自分の心がわくわくする方向へ進み続けたい。