答えあわせの日の憂鬱
"生理は前月1ヶ月の過ごし方の通知表"という言葉を前に読んだ記事で目にしたことがある。
生理の状態でその前の1ヶ月に何を食べてどう過ごしたか、自分の身体をどれくらいケアしたかが分かるらしい。
数日前から微熱がずっと下がらず、熱っぽさや軽い吐き気が続いていた。
毎月同じことを繰り返しているが、生理前はPMS(月経前症候群)なのか妊娠の初期症状なのか分からない謎の体調不良が起こり、心が掻き乱される。
昨晩は酷い状態で、深夜の3時過ぎまで情緒不安定が止まらなかった。
訳もなく漠然とした不安感や喪失感が募り、涙が溢れてくる。近くにいた夫まで巻き込んでしまって申し訳なかった。
妊活と仕事の両立が、本当に難しい。
有難いことに、私の今の職場は日本で最もフレキシブルに働ける職場のうちの1つだと思う。
それでも両立が大変と感じるのだから、仕事をしながら妊活する人のうち、18.2%は退職、34.3%は転職・社内異動・業務変更をしたというデータを目にしても、納得できる。
何より私たち夫婦にとって1番大変なのは、「タイミング」を図ること。
この日!と言われても出張と重なったり急な残業で帰宅が深夜になったり、その日にちょうど良くタイミングを持てないことが多かった。
物理的な問題だけでなく、その日にしなくてはならないという義務感やプレッシャーも負担になる。
それでも生理予定日のたびに期待してしまう。
生理が来るまでの間は、試験の発表を待つ受験生のような気持ちになる。
今からもうできることはないけど、良い結果を願うしかない。
明日の朝、転院したての不妊治療専門クリニックで予約を取ろう。
すぐに憂鬱になってしまうけど、夫も私も生きていて、これからまだ治療できる余地があることだけでも感謝しなくては。