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【飲食店向け】テイクアウトを始めたお店の集客方法

時短営業や営業自粛に伴いテイクアウトにシフトしている飲食店さんが多くみられます。
テイクアウトしたいと思った時に知るべきことはこちらの記事を参照してください。保健所の許可範囲などをまとめています。
いざテイクアウト営業を始めたとなっても、ただお店で待っているだけでは、お客様はやってきません。営業変更や告知のSNSを見てみてもせっかくの告知がお客様にうまく届いていないケースをよく見かけます。

SNSを利用する

外出出来ない今は、チラシ配布やお店に貼ったところで効果がないに等しいです。やはりSNSを使うのが費用もかからず効果も高いでしょう。
SNSをやってないというお店は今すぐにでも始めましょう。
フォロワーがいなくても、SNSにはシェアの機能がありますから、スタッフや常連のお客さん、周りの友達に協力してもらってシェアしてもらえば、今までお店に来たことがなかった人にも届く可能性があります。

また、SNSは見込みのある人に無料で届けることが出来ます。
例えば、テイクアウトを特定の地域で探している人や30代以上の子育て中の女性など、その人たちが好むような写真や文章を選んでターゲットを絞ることもできます。

SNSは常に更新が必要です。「テイクアウト始めました」という一回限りの投稿ではたくさんの情報の中に流れていってしまいます。
今日のメニューを毎日流す、些細なお店の日常を発信するなど継続していくことが大切です。

SNSで集客するには、文章にもちょっとしたコツが必要です。

SNS集客での文章のコツ

最近、時々見かけるのですが、
「助けてください!」、「テイクアウト始めました」という報告だけの内容が多くあります。
営業自粛や時短営業している昨今の状況で、助けて欲しいのはどこの飲食店さんも同じです。

あるお店さんで、
わたしたちには家族がいて、お店の家賃が、、、赤字が続くと存続が出来ない。などなど綴っている投稿を見かけました。

これを見たとき、あまりに身勝手というか、自分のことだけしか考えてないなと正直思いました。こうした投稿にも、応援のコメントやメッセージもあるかもしれませんが、その裏側には離れていくフォロワーさんもいると思います。

そういったことにならないように、まずは日頃の感謝を丁寧に述べることが大事だと思います。

文章の流れ

投稿の文章の流れはこんな感じです。

日頃の感謝→厳しい現状→前向きな思い(大事!)→何をするのか→商品やサービスの説明→注文方法→感染防止対策→お待ちしてます。

このような流れです。

また、感染防止対策として、このようなことをしているというのを書き添えるのも、テイクアウトで来店されるお客様の不安が少しでも払拭されることもあるでしょう。
例えば、
・マスクを着用して来店ください。
・事前予約制で受け取り時間を指定してください。
・電子マネーを推奨する。現金の場合は、お釣りのないようにご用意いただくなど。

今はお客様にお願いすることも多いのですが、それが安心感に繋がることもあります。

全体の文章は、前向きに明るく、自分のことだけでなく近隣地域のお店や仕入れ先、農家さんや地域の人など、周りの人の力になれないかということを念頭に入れるといいかもしれません。

想像力を働かせる

商品のキャッチコピーやサービスには
ただ、買ってくださいではなく、お客さんの状況を想像することも大事なポイントです。
毎日、3食作るお母さんの助けになりたい。外食気分を味わいたい。誕生日など特別な日に選んでもらいたいなど。
どんな人にテイクアウトをしてもらって、食べてもらいたいのかの想像力を働かせることで商品作りも変わってきます。

まとめ

なんども言いますが、文章は前向きに!これにつきます。
NGワードは、助けてください。ピンチです。存続の危機。など
極力ネガティブな言葉を避けましょう。

ネガティブな発言には人は寄ってきません。ポジティブな人が作る料理を食べたいし、協力をしたいと思います。
いつもの飲食店営業とは違いお客様との接客も減りますが、SNSによってコミュニケーションの量を増やしていくこともお店の接客も同じといえるでしょう。
とにかく継続して前向きなSNS投稿していきましょう。

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