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風と共に陽気に走るソンテウ

どこにでも美しい風景は存在すると思う。
その中でも、その街やその国を象徴するものの一つが乗り物。

先日、日本の友人と話していて気づいた。

例えば人力車、日本の浅草へ行くと当たり前のように存在している。
この景色を見たことない人からすると驚きだろう。

私はその話をしたあとにふと思った。

大好きなチェンマイの風景で見ないで過ごすことのが難しい乗り物“ソンテウ”
私はこの乗り物がだいぶ好きだ。

形も色もとても可愛くて、内装も外装もだいぶオリジナリティ溢れる。
なんなら金額面も人によって違うこともあったり、自営業的な運営だから行き先によって断られることも多い。

乗り物の在り方がその街を動かしていて、その街のライフスタイルに繋がり、その街の人間そのものの生き方にも深く関わる。

大げさなようだけど、そう感じる。

例えば、日本に一時帰国した際電車が2分程遅れた際アナウンスで謝罪していたのを聞いて驚いた。
そんな正確に運行するのが当然な社会なのか、と。

もちろん日本で暮らしていたので、理解してるけど久しぶりだと驚く。

チェンマイの乗り物は、時間の正確さはあまり重視されてないように思える。
乗車して道間違ってもお互い笑う感じだし、
よくあるよね〜みたいな雰囲気でゆるい。
だいたい皆がそんなに気にしてないので、私も気にしないでいい。

そのへん話はさておき、
そこにしかない風景、そこにしかない乗り物が存在している。

私は風と共に陽気に走り、自然の中にマッチするこのソンテウたちを愛してやまない。
また会える日を心待ちにしている。

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