働き方改革 楽しくないのは何故だろう
2020年4月1日からいよいよ時間外労働の上限規制が導入されます。皆さまの職場で対策はお済でしょうか?
平成最後の冬にサイボウズのコーポレートブランディング部長の大槻氏を招いて岩手県盛岡市でセミナーを開催してから、季節は令和の秋となりました。上記セミナーに出席していただいた皆様は覚えていらっしゃるでしょうか?
「ノー残業?楽勝!予算達成しなくていいならね。」
今、誰しもが言いたいセリフではないでしょうか?
そこで、サイボウズでは自社開発の情報共有アプリKintoneを活用して社内の人間関係の質向上を図り、ブラック企業からホワイト企業へとアップデートしました、というお話でした。(大分端折っております^-^;;)
そしてこのようなソフトウェアの導入はホワイトカラーだけではなく、老舗でも改善した事例として、なんと!岩手県一関市の京屋染物店が紹介されました。
Kintone・・・本当に夢のようなアプリですね。
でも、実は・・・
アプリ導入の前に京屋染物店では改革の序章があったのです。
それがTOC理論です!
名前だけ聞くと小難しそうです(笑)しかし、この理論はあらゆる業種の業務改善に役立つ、それこそ夢のような理論なのです。
京屋染物店の蜂谷社長は、ある時このセミナーの案内を受け、とある女性従業員に言いました。「(めんどくさいから俺の)代わりに聞いといてくれ」
女性従業員はしぶしぶセミナーを聞きに行き、帰社するなり社長に向かってこう叫んだそうです。
「社長!わが社のボトルネックはあなたです!」
ボトルネックとは、制約資源のことです。ビール瓶の形を想像してください。瓶の首が細いですよね。これを作業フロー図にするとこの首が細くなっているので作業が滞ってしまうという意味でボトルネック。このボトルネックがどこにあるのかを自分たちで探ることがTOC研修の第一歩です。
話は戻って、女性従業員にいきなり「ボトルネック」と名指しされた蜂谷社長は「なんのこっちゃ?」と話を聞き、こうしてはいられないと自身でTOC理論を学習しに行きました。
このようなエピソードがあってこそのKintone導入だったのです。
今、皆様にこのTOC理論を理解し、実践してもらうことこそが、働き方改革への最短のコースだと確信しております。
そして、法改正の前に労働条件改善のため厚労省でも最適な助成金を用意しました。
それが「時間外労働等改善助成金」団体推進コースです。こちらは3社集まると、団体として申請することができます。
この助成金はセミナーだけではなく、市場調査から設備・機器の導入、人材確保に向けた取り組みなど、様々な改善事業に活用できます。上限額は500万円!100%活用できます。
詳しくはこちらをご覧ください。(申請締切は10月31日)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000498238.pdf
この助成金を活用して皆さまの会社を学び合い、助け合う働きやすい職場に改善しませんか?
企業組合コンシェルジェでは助成金活用に関して、TOC理論を中心にIT活用、コミュニケーションスキル向上など企業様の課題に合わせたセミナー事業を企画しました。
「働き方改革何から始めて良いかわからない」「ITは導入したけれど、活用できていない」と悩んでいる事業主の方や「どうせIT企業のことでしょう、関係ない」と思っている皆さまにぜひご活用いただきたいと考えております。
TOC理論を活用した時間外労働等改善に関心がある方はぜひ、ご一報ください。盛岡近郊の企業様には直接伺いご説明申し上げます。遠方の場合はZOOMミーティング等でご相談に応じます。
働き方改革は意識改革。共感する皆さまのご連絡をお待ち申し上げております。
企業組合コンシェルジェ 橋本征子
T-Factory代表 建岩 琢磨
IT業務改善コンサルタント ワークライフバランス認定コンサルタント
※画像はサイボウズセミナーに参加した特権でいただいた資料から抜粋しております。今年度も同セミナーは全国各地で開催されています。
承認制ですが、興味のある方はFacebookのサイボウズ働き方改革コミュニティに参加依頼してみてください。
https://www.facebook.com/groups/1970152446340045/permalink/2150607071627914/
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