全ての子どもたちに「愛」を
子どもが持ちかえる学校のお便りの中に「ユニセフ募金」の案内チラシがありました。
そのチラシをテープで留めると募金袋になり、学校で回収するというもの。半ば強制募金の印象は否めないものがあり、その手法に「上手いな」と感心。そんな大人の事情のようなものはさて置き、そのチラシにはちょっと考えさせられる「上手さ」もありました。
そのチラシの表書きが【全ての子どもたちに を】と、自分で考え穴埋めするようになっていたのです。
YUIは子どもに「この空欄に何が入ると思う?」と問いかけると、「愛」と答えました。
まだ、ユニセフも難民もどんなものなのかが分かっていないけれど、写真に写るのは自分とは違う環境下で育つ子どもたち。誰かの優しさに飢えているのかもしれないと感じたようです。
募金を募るチラシということを理解していたこと、募金という仕組みは理解していることから、空欄に「募金」「お金」といった具体的な言葉を入れるのかと思っていただけに「愛」と答えたことに驚きと何故か安堵を感じました。
あぁ、大丈夫。この子は自分を始め、周りにいる大人たちからの愛情をしっかりと感じてくれているんだな。
そんな思いでした。
子どもというのは、大人が思っている以上に色々な事を感じ、考えているのかもしれないですね。
もう少し大きくなったら、反抗期もくるでしょう。親を毛嫌いする時期もあるでしょう。それでも、YUIは子どもへ沢山の愛情を言葉と態度で伝えてあげたい、そうすることが自分と子どもの心の栄養になるのだろうと感じています。
全ての子どもたちに「愛」を
素敵な言葉ですね。
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