女の人のような棒が玄関先に立っている
日時計のように花に囲まれているが
影は釘付けにされてただ風に震えている
もうすっかりと歴程は忘れられ
というか忘れることができる人がもういない
人のような棒ばかりいる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?