焦げ臭い

なんでもかんでも押し込めた
箱が破裂し元の木阿弥
こんがらがった矢印が
いつまでたってもほどけない
ぼかんと花火はひろがって
掃き溜めの全てを照らし出す
火の粉が辺りに舞い降りて
てっぺんあたりが焦げ臭い


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