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娘がいつの間にか自分の機嫌を自分で取ることができるようになってきていた話

「もうやだー!作るのやめる!!」

三連休は高知で絵画の額制作を娘と友人の画家さんと共に教えて頂いていた。連休なので夫に車を出してもらい、福岡からフェリーで松山へ移動し、そこから高知へ。

早朝の松山港

金夜に準備して家を出て、フェリー泊して、そこから3時間くらい移動して、朝からずっと額制作。大人でもちょっと疲れる日程の2日目。案の定、娘がヘソを曲げた。機嫌良く額を塗装していたのだけど、一箇所塗装する部分を伝え忘れていた私が悪いのだけど…、せっかく塗り終わった!!と思ったら、「ここも塗るんだよ」と言われて、がっかりしてしまったのだ。

こういう時は放っておくのが一番。変におだててその気にさせようとしても、そんな小手先のテクニックは娘には通用しない。そうやって言ったら私がやると思ってんの?なめんなよ!!みたいな気持ちになって、より殻に閉じこもってしまうのだ。だからといって、飴じゃダメたがら、ムチを!と、厳しく律したらやる気は全くなくなってしまって、より強い意志を持って機嫌の悪さを持続させていく笑

だから、放っておくことにした。まぁ、やりたくなければ、やらなかったらいいんじゃない?自分の額だし、放っておいたら完成しないけど、それでいいなら、やらなきゃいい。そう思って私は私の作業を進めていたら、不機嫌だった娘がケロリと途中だった塗装作業を再開してびっくり…!!

額を塗装する娘

「娘ちゃん、スネスネモードから復活するの早くなったね!!びっくりしたよ。」

と、娘に伝えたら

「だってこれ持ってきたもん。
この音色、聞いてると落ち着くんだ」

と、ベルのようなものをもって振ることで気持ちを立て直したらしい。天晴れ過ぎる…!!(親バカw) やりたくないことをやらない!って言えて、外でも不機嫌になれる娘が私はとても羨ましくて、師匠にしている部分もあるのだけど、まさか自分の機嫌を自分で取れるようになっていたとは!!

娘の精神安定剤

娘の癇癪や投げやりの態度に悩むことも多かったし、これがずっと続くのか。。。と悩んだこともあるし、彼女の爆発的なエネルギーが社会にどこまで受け入れられるか?様子を見ながら生きている部分もあったんだけど、この数ヶ月くらいで本当に女は自分の機嫌を取るのが上手になっている。こどもの成長は本当にあっという間ですね。

3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎