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構って欲しいんだな、私と一緒か…by娘

「構って欲しいんだな、私と一緒か」

「今日は、〇〇が私の背中をポカポカしてきて、嫌だったんだよねー。弟くんみたいだった。」年下のお友達に背中をポカポカやられて嫌だったという話を娘がしてくれた。弟みたい!と話す娘をニコニコ眺めながら、“娘ちゃんにもそっくりじゃん!”という言葉が口からでかけたけど、ギリギリのところで踏みとどまった。

代わりに、「娘ちゃんも、ダディにポカポカってやる時あるでしょ。その時はどんな気持ちなの?」と、ちょっと聞いてみることにした。すると、「うーん、遊んで欲しいー!って感じかな。そうか、〇〇も構って欲しいんだな、私と一緒か。」という返事が返ってきた。

私と一緒か!!

娘からその結論が出てきたことに驚いた。私の口から「娘ちゃんにそっくり!」と先に言うのと、娘から「私と一緒か!」と言う言葉が出てくるのでは、天と地ほどの差がある気がする。(たぶん。)折角だから、もう少し聞いてみることにした。

「娘ちゃんはポカポカやってる時、どんな風に言われたいの?構って欲しいんでしょー、よーしよしよし笑ってやられたら嬉しい?(絶対違うw)」もちろん、そんなわけない娘は、「えー!!絶対やだよー、ゲラゲラゲラ。」、さらにもう一発ネタをと、「ダディだったら、愛してるよー!チューって言うかもね笑」と重ねてみると、「ぎゃー、嫌だー!!気持ちわるいー!!」と返ってくる。

そうやって、場が温まってきたところで、娘がポツリと言った。

「どうしたいの?って聞いたらいいのか。」

そうか、「どうしたいの?」なのか。すごい大切な言葉を娘に教えてもらった気がする。そう感心していたら、娘が続ける言葉にさらに驚いてしまった。

「なんかさ、○○は3年前の私みたいなんだよね。ちょうど3年前の私と同じ歳だし。」

年下のお友達の行動に、ちょっと困っている娘を眺めながら、数年前の娘みたいだなーと、私は懐かしく思ったりもしていたのだけど、まさか本人までそう感じているとは思わなかったので、私はたまげてしまったのだった。いつの間なにか成長している娘に、感心しながら、「すごいね。ママもちょっと前の娘ちゃんみたいだな、って思ってお話し聞いてたよ。でも、〇〇は娘ちゃんじゃないから、もしかしたら、娘ちゃんとは感じ方とか、されて嬉しいこととか、違うかも知れない。でも、そうやって、いろいろ想像して考えられるの、すごい大切なことだと思うな。」と、そんなことを告げたのだった。

今年、娘はあっという間に10歳になる。いつの間にか、本当に成長しているのだなぁ…!そう感じた翌朝、起きれなかった娘を、赤ちゃんの如く、布団の中で着替えさせたのだけど笑 赤ちゃんと大人を行ったり来たりしながら、成長していく娘と共に、私もちょっとは成長していけたら、いいな◎

3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎