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爆発をユーモアに変えて美しく表現する

「小夏はやっぱりアーティストだよね。人が見て見ぬ振りすることを見過ごさず、正面から問題提起していく」by夫

先日、珍しく外で感情を大爆発させてしまった。生身の人間には感情をぶつけず、絵とか文章の中で爆発させるように、なるべく心掛けているのだけど、とは言え、未熟者なので、家庭の中でギャーって爆発してボロボロ号泣することはごくたまに、よく、ある。

それは夫を信頼しているからで、夫も私も至らない部分がたくさんあって、一緒に変わろうとしているから、うっかり爆発しちゃってもすぐに切り替えて(10年かけて頻度は減ってるよ笑)、「我が家がどうなったら幸せなん?」という部分をすぐに自分にも家族にも問いかけて、対話して光を見出し、変化への具体的な道筋を立てていく。

そんな姿を日々見て育った子どもたちは、私がうっかり外で爆発してしまっても「喧嘩じゃなくて激しい議論してるだけでしょ。方針が違っていても仲が悪いわけじゃない。でもママ何があったの?私が聞いてなかったところ全部教えて?私に話せないことないでしょ?」と、冷静に受け止めていて驚いた。

マジで娘をみくびっていた笑

大人になってから外で爆発したのは、結婚前の超ヤバイ状態で義母と向き合った時と(10年掛けて今は良い関係を築いていると思う、たぶん◎)、バリでわけわからん運転手にボラれた時くらい(もはや事故やった、あれは。)で、娘が物心ついてからはたぶん初めて。

夫婦喧嘩が激しい議論になりそれがあるから変化していく、その様は見せてきているから夫婦の関係は喧嘩両成敗というか、どっちが良いとか悪いじゃない、という感覚が娘に育っているのは、うすうす感じてはいたけど、

“他所様と喧嘩する姿を見せたら、娘が私の味方になって肩入れしちゃうんじゃ?”

という、無駄な不安というか遠慮?が私の中にあったのだと気が付いた。

親だから正しいとは限らないし、私の味方をする必要もないけど、こどもは親の味方をしちゃうもの。と、いう偏見が自分の中にあったのだ。

彼女は全ての話を聞いたあと、私がそれは違うんじゃ?と感じた部分に納得し、怒りを覚えた部分では娘も涙を流した後は、「で、ママは自分責め隊がまた来てるの?充電何%くらい減ってるの?早くお風呂入って寝た方がいいんじゃない?と、ケロリと突っ込んでくれていた。

そうはいっても感性豊かな8歳児。やっぱり気持ちは昂っていたようで、「ママ、なんか眠れない」というので、一緒にくっついて眠りに落ちたのであった。

そして、やっぱり伝え方が良くなかったな、と、反省している。夫は昔からいつも、「小夏はアーティストだから」で色々、済まそうとするんだけど、でもさ、だからと言って、爆発していいわけじゃないんだよ笑 

爆発することで、伝えたかったことを言葉にできて、それをもう一回全部書き出して、自分は何が言いたかったのか?あの場がどんな状態になったら良いな!と思っていたのか?朝になって、整理できたし、自分の至らなかった部分も見つけられたし、自分がどう変化していったら良いのか?具体的な道筋も立てることができた。

けど!!爆発しないでその状態を平和に生み出すのが私が目指している姿なの。だから、爆発する前に、早め早めに落ち着いて対処したり、明るく楽しくユーモアも交えて伝えたり、そういう練習は日々している(つもり)だし、これからも一生、重ねていくのである◎

『爆発をユーモアに変えて美しく表現する』

それが私の目指すアーティストなのだ。たぶんね!!笑

3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎