トラウマを解消したら、日常生活から脅迫観念が消えて、生きるのが楽になった話
「ママがイライラ、ギャーギャー!!ってならないの寂しいなぁ。ギャーってなった後に泣いちゃうの可愛いから、好きだったのに◎」
あなたは日常生活の中で脅迫観念を感じることがあるだろうか。私は日々の生活で、無自覚に強迫観念を抱えて生きてきたらしい。3月の頭に、とある出来事をきっかけに、トラウマを30個ほど解消した。そしたら、日々の生活の中から強迫観念が消えたのだ。そこで初めて、自分自身がトラウマを抱えながら、日々、強迫観念に苛まれながら生きてきたのだと気が付いた。どうりで、やたらと生きづらかったわけだ笑
ある現象をきっかけに、「怖い!!」「ごめんなさい!ごめんなさい!」と、怯えや不安の感情が湧き上がる。その衝動的な感覚が、自分の中でどんどん増幅していく。その恐怖を払い除けるために、イライラ爆発させてしまう。日々の生活の中で、私は、そんな状態に度々、なっていた。たぶん、毎日のように何かしら、大なり小なり、強迫観念に襲われていた。そして、この感覚が強迫観念だと言う自覚も全くなかった。
日常生活のありとあらゆる場面で誰かに見られてるような、怒られるような、そんな感覚に襲われる。過去に私を怒って(いたと私が感じてしまっている)誰かから、頭の中でダメ出しを受けたりもする。責められている私は、「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」と恐怖に襲われて怯え上がる。そして、不安に耐えられなくなり、その場で家族に八つ当たりをしてしまう。もしくはもうやだ!何もしたくない!と、引きこもって、寝るか漫画読む。そんな日々を送っていた。
例えば家を出る時。「予定の時間に間に合わなくなる!!」と感じた瞬間に、私は怖くなる。ちょっと遅刻しそうになると、もうそれはほんとに大事件なのだ。相手が気にしていようが、気にしていなかろうが関係ない。異様に自分がダメな人間のように感じてしまう。自分自身を死ぬほど責めて、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。。。と、なったところで、家族に対して、逆ギレしはじめてしまうのだ。「ちょっと!!なんで、あれ終わってないの??早く準備して!」ギャー!きゃー!キー!!と衝動的にキレてしまうのだ。
部屋が散らかっていても大変である。床に散らばっているモノたち、それぞれが自分を責めているような気がしてくる。そして、「なんでこんなに散らかってるの!!」「みんな自分のものは自分で片付けて!!」ギャーギャー、きゃー!!至らない自分に耐えられなくなって私は叫び始める。そんなことが日常茶飯事だった。
もう少し可愛い例で行くと、大人数の飲み会があった夜、私はなかなか眠ることができなかった。「あれ?あの時の私の行動大丈夫だったかな?」、「あ、料理無くなってるの気付かずに、取り分けとかできてなかったけど、気にする人だったかな?」、「ここで喋り過ぎちゃったかも。。。」と脳内反省会が生まれて、興奮状態になるのである。でも、人と会うのは大好きだし、脳内反省会も人とのコミュニケーションを諦めたくないから、好きでやっているのだと思っていた。
一つ一つの事例が、日常生活を激しく脅かすものでもなかった。なので、真剣に向き合って、解消するほどのことでもない、と、見て見ぬふりをしていた。感受性が強いとか、涙もろいとか繊細だとか、そんな自分も自覚していた。だから、些細なことでも敏感に感じ取って反応してしまったり、落ち込んでしまったり、するのだ。そういう生き物だから、仕方ない。そう思っていた。メンヘラ歴も長くなると、そういった状況に対する対処法も10年20年かけて、ちょっとずつ身に付けてもいた。強迫観念に襲われる頻度も、払い除けるまでの時間も昔より減ってもいた。
ところが、この冬、いろんなきっかけがあって、深く傷付いたことがあった。自分でもびっくりするくらい過剰なまでに傷付いたのだ。きっかけ自体はそんなに大したことなかった。そこまで傷付くほどのことじゃなく、自分でも対処法は見出せた。それなのに、それでも、しんどい。悲しい。嫌だ。辛い。。。些細な出来事だったからこそ、過剰に反応している自分に違和感を覚えた。
なんだこの過剰な反応は??
そう思った時に、やってきたのが走馬灯である笑 「小夏さん、自分の嫌いって感情ちゃんと味わった方がいいよ。」、「インナーチャイルドと向き合った方がいい。」過去にそんな言葉を頂いたことを思い出した。だから、ひたすら泣いて、感情をノートに言葉で書き出して、嫌だ、辛い、しんどい!!って感情と向き合ってみた。すると、「HSP(繊細)さんはトラウマを抱えやすい」という、これまた別の方の言葉が頭に浮かんだのだ。人間、追い詰めらると走馬灯のように、過去に頂いた必要な言葉が浮かんでくるらしい。ビバ!!走馬灯力♪(そして過去に言葉を掛けてくださった皆様に感謝…!!)
トラウマだ!!これ、トラウマ解消のチャンスだ!!
そう確信した。そして、トラウマ解消セッションをしている知人をふと、思い出した。こういう時は頭に浮かんだ人に頼むのが一番である。直観だいじ!!そんなこんなで、トラウマ解消セッションを受けてみた。
そしたら、トラウマが30個くらい発覚した笑
そりゃ、日々生きづらかったわけだ。そしてセッション後には、日々の強迫観念が消えたのである驚 え??まじで??という感じであった。今まで襲ってきた怯えや不安が生まれないの。そんなことある…??
おかげで、健やかに生きていけるようになった。家を出る準備も、片付けも強迫観念さえなければ、トントン拍子で問題なく進んでいくのである。もちろん、うまくいかないこともあるけど、過剰に反応することはない。その時にできる限りをやる、それだけ。ようやく自分のリズムで暮らせるようになってきた感覚である。なにこれ??みんなこんな気楽に生きてたの??驚
夫に無駄にイライラする頻度も減った。自分がイライラをぶつけなくなったら、夫が割とイライラしていることにも気付いた。なんだ!!今まで、私は「私ばっかりイライラしてごめん、、、、ごめんなさい、ごめんなさい!!」って思ってたけど、私がイライラをぶつけなくても、夫が勝手にイライラしている日もあったらしい笑 夫の勝手なイライラまで、全部、自分のせいだと思って自分を責めていたみたい。なんと、びっくり!!
驚いていたら、「ママ、気付いてなかったの?ダディも結構イライラしてるんだよ。でも、ママのイライラ無くなっちゃうの寂しいなぁ。ぎゃーってなって、泣いているの、可愛かったのに!!」と小四になった娘に言われてしまった。トラウマ解消して、これからは健やかにこどもたちにも接してあげられる♪って思っていたけど、以前の私も娘にとっては愛でる対象だったみたい。
トラウマやら強迫観念があろうが、なかろうが共に生きてくれている家族に感謝。でもやっぱり、今は生きるのが楽になって嬉しい◎
3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎