自分を変える方法 その4
毎週月曜日は誰に頼まれたわけでもなく書いている「自分を変える方法シリーズ」の日!(先週はちょっと番外編を書いたけど。)
前回、決めた「利き手と逆の手を使ってみる」ということをやっていたら、右手(利き手)でしていることに意識を強く向けることができた。そして、気付いたことがある。それはiPhoneを操作している時間が長いということ。いやね、iPhoneそのものにスクリーンタイムというiPhoneを操作している時間を表示する機能はあるのだ。だから、どれくらいiPhoneのスクリーンを見ているかなんて、そんなのわかり切っていたことである。でも、わかってなかったんだよね笑
利き手でiPhoneを持ち上げるたびに、逆の手に持ち替えるっていうことを繰り返していると、iPhoneを眺めている時間を体感として強く自覚することができたのである。別にiPhone見ている時間が全て無駄だとは思ってないけど、別に見なくてもいい時にも、ついiPhoneを触っていることってあるんだよね。
さらに自分の観察を進めていると、「ちょっと疲れたな」とか「気分転換したいな」とか、「楽しいことしたいな」って感じる時に、iPhoneを触っていることが結構多い。で、iPhoneを触ることで気分転換ができているのか…??できている時もあるんだけど、「あ、なんか無駄に時間を過ごしてしまったな」って後悔していることも多いのだよね。赤子抱えて、そんなに無いはずの暇を潰してしまい本当ににやりたかったことができていない…、みたいな。そうやって「暇を潰せることそのもの」に幸せを感じる日もあるんだけどね。
暇を潰すことに尊さを感じられる日はそれでいいのだ。でも、iPhoneに新しい刺激を求めても「ちょっと疲れたな」みたいな気持ちが晴れることがない場合も結構ある。なんか、その時間はちょっともったいない気がするなー、なんてことを感じ始めたのだ。そこで思い出したのが、こちらの本。5年くらい前にこのワーク一通りやってみたことがあるんだけど、その時にスマフォで刺激を得るけど満足度は得られないみたいな話があったよなーと。
第5章「脳が大きなウソをつく」に書いてある、快感の「予感」が行動を狂わせるというやつ。
誘惑に負けてしまえば、報酬を期待するあまり欲求が強くなって焦る気持ちからは解放されます。しかし、結局、欲求不満は満たされず、自分に失望して恥ずかしくなって、うんざりしてしまう。あるいは報酬を手に入れたわりにちっとも楽しくない、ということになるでしょう。(スタンフォードの自分を変える教室 P193より引用)
この感覚にすごく近い。iPhone見たらなんか満足感が得られそうな気がするけれど、結局、満足感が得られずに楽しくない!みたいな。毎回が不毛なわけじゃないけどね。iPhone眺めるのが楽しい時も必要な時もある。けど、なんか中毒っぽく見ている時間が長くて、そんな自分が嫌になることが往々にしてあるのだ。
じゃ、どうしたら良いのか?快感の誘惑にあえて負けてみて、その時実際に、感じることを確認してみたら良いらしい。期待していた通りの快感が得られるのか?もっと!もっと!と中毒的に自分が駆り立てられるのか?観察してみたらいいよー的な話が書いてあったんだよね。
まさに、その観察するのが結構言うは易し、行うは難しだったんだけど「利き手と逆の手を使う」ことで、ちょうどそのエクササイズができていたみたい。そんなこんなで、今週のチャレンジはその一歩先へ!!引き続き、「利き手と逆の手を使う」と言うことを続けながら、「iPhoneを触ろうとした時に、本当に必要でやっているのか?まやかしの快楽を得るためにやっているのか?問いかけてみる。」というチャレンジをしてみることにする。iPhoneダラダラ見ちゃう自分を責めるんじゃなくて、iPhone見ないように頑張るわけでもなく、「毎回、問いかけてみる」だけに集中するのだ!!
3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎