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省エネな息子とちょっと余裕の生まれた二人目母の話

8ヶ月になったうちの息子くん。彼はひたすら省エネである。いや、動き回る速さはピカイチで、寝返りもハイハイもつかまり立ちも上の娘より早かった。でも、圧倒的に上の娘とは違うエネルギーの使い方をしている。どこが違うのかというと、心の使い方が違うのである。

いやいや、0歳の赤ちゃんに心の使い方なんて言葉は似合わないよね笑 うん、私もそう思う。でも、あるんだな、これが。赤ちゃんにだって表情も泣き方もあって、小さな存在ながらも、とてつもなく大きな生命エネルギーをそこに全部のせてくるのである。だから、スーパーサイヤ人が髪の毛の色変わるくらいに、めっちゃ、よく見えるのだ。心、そこにあるやん!!って感じである。

で、上の娘はいつも全力投球である。界王拳10倍どころか100倍にして超スーパーサイヤ人みたいになっている。起こる時も、喜ぶ時も、歌う時も全力である。赤ちゃんの時も、自分の要求が満たされるまで超ギャン泣きで物凄く主張していた。抱いたらケロリと泣き止むのだけど、一旦、全エネルギーを放出させるくらい泣く。これは6歳になった今でもそうで、我が家ではもうその爆発は通過儀礼として淡々と認めている。最近は保育園仲間にまで見守って頂いていて、ありがたい限りである。

ところが、うちの息子くんは超省エネなのだ。どのくらい省エネかというと、精神と時の部屋から出てきて、スーパーサイヤ人だけど、髪の毛の色ちょっと薄くて落ち着いてない?みたいなテンションである。息子くんも娘と同様に自己主張はちゃんとする。抱いて欲しい時は泣く。常にだっこしてるんじゃないかっていうくらい主張されている。抱っことおんぶが標準装備過ぎて、母は7kgの負荷をかけながらの強制筋トレに勤しむことができていて、体脂肪が減ったくらいであるw

ところが、省エネな彼はギャン泣きなんてしないのである。なんなら、私が抱っこ紐を持った瞬間にニコニコと笑い始める。抱っこ紐持った瞬間ですよ…!!私、まだ抱いてないよ??それでも、「あの紐を持ったということは、お母さんが抱っこしてくれる♪」と、抱っこされる未来を信じてピタッと泣き止むどころか、ニコニコしちゃうのである。あまりにも可愛く純真無垢な表情でニコニコするので、母はうっかり抱いてしまうのだ。いくらでも抱っこできてしまう。やばいよ、この子、ちょっと最強過ぎないか…??←親バカ

そんなこんなで、息子は超省エネで生きている(ように見える)。でも、これは上の子と向き合う6年間の中で、子どもの要望を素直に受け止めることも、自分の予定をちょっと忘れて子どもに向き合った方が最終的にはうまく回ることも、私が学んできたからなのかも知れない。この抱っこの時間が永遠に続くものではないと経験して分かっているから、抱っこもおんぶも死ぬほどしんどいわけじゃない。そんな心の余裕がちょっとはある。

いや、そうは言ってもずっと続くとしんどいけどね!!たまに力尽きて倒れて寝てるけどね。在宅勤務の夫が行き倒れになっている私を見かねて赤子抱えてくれたりもしてるけどね。ありがとう、夫!!私たち二人とも成長したな笑



3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎