MotoGP 日本GP🏍✨【大荒れ！大波乱の日曜日】～2023日本GP観戦記②～

こんにちは、峠崎です！
前回に続いてMotoGPの観戦記をお送りします。

曇天、コース上には前夜からの雨が…

朝起きると外はそこそこの雨が降っていて、これ大丈夫なのかな？と心配になるレベル。天気予報もあまり思わしくない様子だったけれど、開門時間を目掛けてもてぎに向かいました。

席についてコースを見渡すと雨は止んでいるもののコース上は濡れている場所も多く、ウォームアップもレインタイヤを試したり難しそうな様子でした。

その後、ＧＰクラスのライダーたちがトラックの荷台に乗ってコースをぐるっと一周するライダーパレードが行われていました。遠くてよく見えなかったけど立ち上がって思い切り手を振ってみたり、会場のみんなで楽しんでいるのを実感して、いよいよ行われるレースへと熱気が高まっていくのを感じました。

そしてついにレース！！！
Moto3クラスはいつも集団で走っていくことが多くて最後まで手に汗握る展開に。途中抜け出したジャウマ・マシア選手の速さが際立っていたこのレースですが、何と言っても最後の最後のストレートでの佐々木歩夢選手とダニエル・オルガド選手の競り合いがたまらなかった。
最後、佐々木選手が制して2位になったのはもちろん歩夢さんの技術だったりマシンの凄さのおかげなんでしょうけど、観客のみんなの応援が背中を押したりゴールラインまで引っ張ったり不思議な力がそうさせたように感じました。

Moto2クラスは出光・ホンダチーム・アジアのソムキアット・チャントラ選手と小椋藍選手がワンツーフィニッシュ！チャントラ選手の活きの良い走りはリズムに乗ってぐんぐん伸びていくようで安定感抜群でした。
そして去年のチャンピオンの小椋選手の走りも素敵だった！特にコーナーを曲がる時のバイクの操り方が自由自在で、体とバイクがしっかりリンクしているようで見ていてとても楽しい！安心してレース観戦が出来てゆっくりと動きを観察出来た気がします。

そして、お待ちかねのGPクラス！
…とここでついに雨がぽつぽつと降り出して来てしまいました。
急いでカッパを取り出して着込んでみたものの、レース開始とともに徐々に状況は悪化していく様子。レース展開というよりこんなお天気の中で大丈夫なの！？という心配で、何事もありませんように…と祈るような気持ちで見守りました。
推しのブラッド・ビンダー選手は途中乗り換えもあって順位は中盤でくすぶるようにしていたので、なんとか押し上げたいと思い応援バナーを振って声援を送っていましたところ…なんと転倒！！バイクから投げ出されて大きく体が浮いたのも目にしたので心配だったけどすぐ立ち上がって歩いているのが見え、その後着替えてピットに戻ったのも中継に映し出されていたのでホッと一安心でした。難しい状況下だったし仕方ないよね…泣

レースは残り12周のところでレッドフラッグが出て中断。一旦は再開したけれど結局すぐまたレッドフラッグで中止。ただしレースは成立することになって、前日のスプリントに続きホルヘ・マルティン選手の優勝でした！

大雨で雲が垂れこめるサーキット

全ての日程が終わる頃には土砂降りの雨になってしまい雷も鳴り始めていました。本当ならコースウォークも楽しみたかったけど今回は諦めて帰り支度を済ませ、そのまま駐車場まで戻りました。
退場の混雑が激しかったので車でのんびりしてやり過ごすことに。雨も止んで渋滞も落ち着いた頃、もてぎをあとにしました。
こんなことになろうとは…と少々不完全燃焼ではあったけれど、それでも今回の観戦で出来たたくさんの思い出に浸れば何もかも楽しい出来事となって変換され、口を開けば「楽しかったねー！」くらいしか出てこない状況になりながら新幹線に乗り込み、宇都宮から仙台へと無事帰路につきました。

帰りの新幹線にて、レモン牛乳を飲みながら余韻に浸る。

あっという間の2日間を終えて…

反省があるとすればもっといろんな写真を撮ればよかったなということ。帰ったらnoteの記事にするんだーと思っていたのに、特に日曜はまともな写真をほとんど撮れませんでした。(帰りに撮ればいいやと思っていたけど雨でそれどころじゃなかったというのもあります。)
ただ今回は選手の写真をたくさん撮れたしすごくいい思い出にもなった！次回は観戦した時の雰囲気とか周りの施設とか立ち寄った場所なんかももっと写真に残せたらいいなぁと思っています。

さて、観戦日記を上げ終わったらもうすぐ次のインドネシアGPが開幕！
残りのレースも少なくはなってきたけれど、まだまだ熱いバトルを楽しんでライダーの皆さんを応援したいと思います。

ありがとう、もてぎ！！また来年行くからねー！！！

今日のひとこと

日曜はKTMのブースでレッドブルをいただきました！
やっぱこの味、おいしい！！