4年と3ヶ月ぶりの100キロのゴール
1月15日、sports oneと言う団体がやっているTOKYOウルトラマラソンに参加しました。
距離は100キロで、場所は江戸川の河川敷と土手を走ります。スタートゴールは柴又公園のそばの河川敷で、そこから三郷までの片道12.5キロ、往復25キロを4往復します。
ひたすら延々と、川の景色を見ながら走ります。
今年は5月に野辺山、10月にえちごくびき野と3年ぶりに100キロの大会に参加したものの、いずれもゴールは遠くDNF。久しぶりに100キロのゴールの味を思い出したい。どこか適当な大会が無いかと探していたところ、家からも近く、しかもほとんどフラットなコースのこの大会を見つけました。制限時間も100キロで15時間と長い設定です。そうだ、ここでなんとか完走しよう。そう思ったのがエントリーしたきっかけでした。
スタートは朝の7:00。通常は100のスタートは5:00くらいになるけれど、ちょっと遅めなのでこれも参加しやすい設定です。しかし、その分15時間かかると終了が22:00になってしまいますが、まあ遅くても14時間で21:00、出来れば13時間半くらいでゴール出来ればと目論んでいました。
しかし、コロナ禍の3年の間に衰えた走力は、なかなか戻って来てくれません。11月の筑波では、なんとか3年前の2019年の時とほぼ同じタイムで走れてホッとしたところでしたが、100を走る走力はまだまだという事らしい。
結果はなんとか14時間54分24秒と、残り僅か5分ちょっとのタイムでぎりぎりゴールする事が出来ました。制限時間が15時間と長かった事に救われました。
目標にしていたタイムよりも大幅に遅れてしまったので、完走はしたもののゴールした時の気分はちょっと複雑。それでも、後半は本当にきつかったので、ゴールに辿り着けて良かったと思う気持ち、そしてホッとした気持ちの方が残念な気持ちよりも強かったと思います。
記録を辿ってみると、最後に走った100の完走は2018年の伊南川でした。実に4年と3ヶ月ぶりです。だから、まあ長いブランクを経て、やっと100の世界に戻って来れたと言うのも事実です。フラットな100キロの記録が14時間54分と言うのが、今の私の現在地だと認識出来ました。
42キロのタイムが5時間19分。50キロが6時間22分はフラットな事を割り引いても、まあまあ悪くは無かったと思います。問題は50〜100ですねえ。河川敷から土手に登る50mくらいの登り坂は後半走れなくなったけれど、それ以外は全て走っていたし、特に休憩も取っていないので、後半のペースダウンが酷かったのですね。50キロ過ぎてからの持久力、これが今後の課題である事が認識できました。
今回は出場ランナーには知人がいなかったけれど、応援してくれた友人の存在が嬉しかったです。
1周目の往路、練習中に私を見つけてくれて声をかけてくれたK。2周目の復路、伴走してくれたN。3周目の復路、伴走してくれたOとN。とても元気を貰えました。ありがとう。
最後の周回は雨が降ってきて、気温も下がってきて条件は厳しかったけれど、暗闇の中に近づくぽつんと灯りのついたゴールの風景。参加して良かったと思いました。
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