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背中のやわらかさと股関節の痛み

身体の調子を運動やセルフケアで整える!コンディショニングトレーナーのSUZUKIです。身体という資本、そして財産を守っていくためにどうすれば日々のストレスを軽減、痛みを解消できるかを運動指導者の視点、範囲内で書かせていただきます。


人はなぜケガをするのか

捻挫やギックリ腰がなぜ起きてしまうの?
結論から言うと「重力」があるから、だと思います。
重力があるから肉体的なストレスがかかり、疲労し、最悪は骨折。
だから「重力とうまく付き合えるか」が人生の最期まで身体を保つ鍵になるのです。


人も脊柱動物

運動会で頑張る父兄さん。張り切り過ぎて足首を豪快に捻ることがよくあります。ところが野生の動物が狩りの途中、足をくじいたり、腰をやってしまった!と背中に手を当てているような場面を見たことがありません。
では人と動物と何が違うのか。
基本的な身体の構造は同じなのに。
その鍵となるのが、「脊柱の稼働性(動きやすさ)」にあります。
チーターの猛ダッシュでまず目を引くのが、背骨の動き。
足で走っているというよりも、背中で走っているように見えます。

※1分くらいのところ↑

脊柱のやわらかさがあることで、地面からの衝撃を吸収できます。もし脊柱がガチガチとなければ、その衝撃はどこかに留まってしまうのです。それが股関節痛にも繋がるのです。だから、体を丸めたり、伸ばしたり、ひねったり、呼吸したりする動作で背骨を積極的に使うことが大事なのです。


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