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歩行機能を高める!足趾把持力

把持力(はじりょく)・・・しっかり掴むこと

手だけではなく、足にも「つかむ」力は必要です。

つかむ力がないと、つまずいた時に足に踏ん張りが効かず転倒してしまう原因にもなるからです。


では、その場で足裏を床につけて足で地面をつかんでみましょう。


そのときに注意を向けてほしいのは、指のどこを意識しているのか?です。

指の先でひっかけるように地面をつかんでいないでしょうか?

それでは足裏の指の力を充分に発揮しているとはいいきれません。


ここで2つの画像を見てみましょう。



※引用画像 埼玉県立上尾かしの木特別支援学校

指先を上記の図で見ると、DIP関節と言われる位置になりますが、把持力を引き出す重要な関節はMP関節(赤い丸字)です。

指でつかんだときにしっかりとMP関節まで曲がっていますか?
赤い丸のようにコブシが浮き出ているでしょうか。

足の機能が落ちているとMP関節が曲がらなくなります。

今は問題なくても、いつかつまずいたときに地面をつかめず転倒してしまうかもしれません。

突発的に起きるケガも、なるべくしてなる、ケガをしやすい状態(コンディション)ということがあります。


未然にケガを防ぐ!
そのためにお風呂場でもデスクワーク中でもいいので、ときどきMP関節を意識しながら指をつかむ(曲げる)運動をしてみてください!


そして、その後に立ったり歩いたりすると、足裏が地面についている!その感覚がより鋭くなっているはずです!

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