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麻婆茄子豆腐

久しぶりの料理メモです。冷食で済ませたり実家で食わせてもらったりした日が多かったんですな
特に複雑な工程はありませんが、ひと手間要素は多く楽しい料理です麻婆

まずひき肉は使わずチルドに眠っていた豚ロース薄切りを細切りにし、包丁二刀流でズドズド叩きました。めんどくさいけどしっかり食感が残ってうまいし、何より肉叩くのは楽しいので時間があるときは積極的にやっていこうね

にんにく・しょうがをみじん切りにするとスイッチが入る感じがしますね。温めた油にそいつらを投入してピリッとした香りが立ちのぼるのを感じるともうたまらない、脳の回転が数倍になります

叩いた肉、みじん切りネギ、豆板醤を加えて炒める。これだけでもうまそう。この「これだけでもうまそう」な状態の引き出しを多く持っておくこと大事で、レシピをイチから作るとき大いに指標になります。最終型を想像してから引き算し、まずベースとなる「これだけでもうまそう」なものを目指して動くわけですね

ナス投入 ナスは油と赤い糸で結ばれており、一本漬けでもしない限りはまず揚げたり炒めたりするのが王道だ 今回も肉に火が通って油が出た段階で投入し、下からかき混ぜて油を吸わせていきます。どこまで炒めるかは好みということにしておく、ナスのグチョグチョ感が苦手な人っていうのもいるらしいので…ただ僕はグチョグチョになるまでしっかり炒めたほうがうまいと思います 硬めの食感で食べたい人は肉を炒めるより先に片栗粉絡めて揚げ焼にすればいいんじゃないですかね?一旦鍋からは避けておいて、肉がいたまったら再投入という手順になる

絵面が全く変わんねえな 水・醤油・砂糖・顆粒鶏ガラスープを加えて煮込み、煮立ったら豆腐を投入する 豆腐は崩れて細かくなりすぎるのを防ぐため、予めキッチンペーパーで包んで重石をのせ、水抜きしておくといいです。豆腐が温まったら火を止めて水溶き片栗粉、再度温めて完成

ぶれた 右上のはたけのこの刺身です。アク抜きして切っただけ。わさび醤油でいただく
麻婆茄子豆腐、ぜいたくな料理ですね。食感のレイヤーが多くておもしろいです 麻婆豆腐は液体、麻婆茄子は固体でそれぞれまとまりがちな傾向があるので その点で肉を叩いたのは正解、存在感をしっかりと示してくれている。特にひき肉とナスで並べた場合どうしてもひき肉は後ろに下がっちゃうんだよね ちゃんと肉とナスとが拮抗してていい感じでした

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