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建設業のための資金繰りアプリ|FlowComyu(フローコミュ)をリリースしました。

小さな建設業の会社で経理を担当していて
僕の一番重要な仕事は資金繰りだと感じていました。

資金繰り表を作るために必要な情報は
いつ、いくら入金があるのか。
いつ、いくら支払いがあるのか。
という情報です。

資金繰りは
いつ、いくら入金がある。
いつ、いくら支払いがある。
のデータを地道に積上げること。
建設業は案件ごとの入出金で考えた方がわかりやすい。
案件ごとの入出金をしっかりと予測する。

エクセルで資金繰り表を作っていたのですが
いまいち効率が悪いと感じていて
どうにかもっと簡単にできないものかと考えていました。

よく見かける資金繰り表では使いづらい。
受注工事明細表も案件ごとの入金予定は見えるけれどもいまいち。

これはあくまで僕のやり方なのですが
できるだけ簡単に、わかりやすくを考えています。

何をどういう形で管理するか。

資金繰りを考える上での前提として
変動費と固定費で考えています。

資金繰りは変動費と固定費に分けて考えると理解しやすい。
建設業は変動費が大きい。
と、僕は考えています。

ここでは
変動費は工事に直接関係する外注費、材料仕入を指します。
固定費は変動費以外の支出すべてを指します。

建設業のプロセスとして
お客様から問い合わせがあって、話が進みそうだとなったら「見込み案件」になります。
それから「工事受注、契約」「工事着工」「完成、お引渡し」
と進んで、「売上」が立ちます。

「見込み案件」の状態では、入金も支払いもおおまかな予測を立てることになります。

「工事受注、契約」の状態になれば、入金についてはほぼ確定してきます。支払いについても実行予算をもとに予測が立てやすくなります。

「見込み案件」の情報をしっかりとつかんでいくことが資金繰りの肝となってきます。

すなわち、お金の動きそうなイベントをいかにキャッチするか。
そのために
社内コミュニケーションをしっかり取って
営業担当者が持っている見込み案件の情報をキャッチする。

以上のようなことを考えて作ったのが
建設業のための資金繰りアプリ|FlowComyu(フローコミュ)
です。


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