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連帯保証人??

今日は、多くの方にとって当たり前と思われるかもしれませんが、意外と知らない方も多い「連帯保証人」についてお話しします。このテーマについては、毎年この時期にもう10年近く話してきました。

「連帯保証人がいるから安心」というフレーズを聞いたことがある方もいるかもしれません。お金を貸す側にとっては安心かもしれませんが、借りる側にとってはこの「連帯」が実は厄介です。

「連帯」とは、単に他に保証人がいるという意味ではありません。債務者と連帯して責任を負う保証人、それが連帯保証人です。これは、お金の貸し借り(金銭消費貸借)があった場合、連帯保証人はお金を借りた本人と同じ責任を負うことを意味します。つまり、借金の際の連帯保証人になることは、自分が直接お金を借りたのとほぼ同じ責任を負うことになるのです。

すごく責任が重いです。

私は離婚協議書を作成する際に、しばしば保証人を設定します。これがどういう意味を持つのか、理解していただけるでしょうか?
財産分与や養育費などの支払いをするもの担保を取るようなイメージですね。

簡単に言うと、貸す時には担保を預かり、かつ連帯保証人をつけることが重要です。そして、保証人を頼まれた場合、特に連帯保証人にはならないようにすることが大切です。

さらに、契約時には消費貸借契約書の作成、印鑑証明、署名と実印の押印、二つ以上の身分証確認を忘れずに行いましょう。

皆様、どうかお気をつけて。

ご相談、ご依頼は ishikawafunds@gmail.com まで

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