アトピーが完治へと向かい始めた日の話
今回、私のアトピー体験記において最も衝撃を受けた日の話です。
探偵物の映画やドラマで例えたらトリックのネタバレ部分になります。
まだ投稿を始めたばかりで「ここ」を書いても上手く伝わらないんじゃ・・・と不安ですが少しでも早く書きたい事なので触れたいと思います。
私はかつて酷いアトピー性皮膚炎に悩んでました。
主に首まわりが酷くて一番悪化した時は首の皮膚がパイナップルの皮か亀の甲羅かってぐらいの見た目にまでなってしまい、自分の身体なのに一年間はまともに直視が出来ませんでした。
脱ステして最悪期は脱したものの慢性化した湿疹は消えません。
偏頭痛や肩こりもありましたし
「自分は何か別の大きな病気にかかっているのかも」
と疑いましたが病院の先生はただのアトピー性皮膚炎だとの一点張り。
どこの病院へ行っても同様にステロイドの軟膏を出されて終わりです。
飲酒や喫煙はしませんし運動をしたり温泉へ通ったり、様々な塗り薬や飲み薬を試しましたが一向に良くなりません。
この病気は一生治らないかもしれない・・。
そんな途方にくれてた頃に当時、世間で少し流行ってた「足つぼマッサージ」を受けたのです。
まずびっくりしたのがその痛さです。
特に親指の付け根の辺りは傷口を指で直接ぐりぐりとされるような痛さでして、歯を食いしばってどうにか耐えるレベルのものでした。
「こんなに痛くされたら普通の人は怒り出すぞ・・」と思いつつも黙ってこれに耐えます。
マッサージ師は「ん?何でそんな顔してんの?」と不思議そうな顔をしてました。
終わった後に壁に貼られた足つぼの反射区表を見たのです。
そしたら「親指の付け根=首」と明記されてるではありませんか。
もうこの時の衝撃と言ったらカミナリで打たれたかのようでした。
一瞬で頭の中をいろんな情報が交錯して原因を理解したのです。
「ここだったかぁ・・」と。
「そういえばあの時・・」「じゃああれもだ・・」と次から次へと色んな悪手の記憶が蘇りました。
自分は何て愚かだったんだと後悔しましたが同時に「今度こそは治せそう」と期待に胸が躍りました。
なぜならば
「足が悪くなったら首も悪くなってしまう」
「首が悪くなったら足も悪くなってしまう」
「首を治しても足は良くならない」
「首を治すのならば同時に足もケアする必要がある」
「足を治すと首も良くなる」
この事実関係に気付いたからです。
「上の病気は下から治せ」
どこかで聞いた昔の人の金言ですがまさにその通り。
原因の発端と回復のカギは足が握っていたのです。
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