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【インプレ】YOELEO R12 中華ロードバイクを4ヶ月使用してみた

表題の通り YOELEO(ヨーレオ)のロードバイクフレーム R12と同ブランドホイールを4ヶ月使用してみた感想を残します。

ホイールはSAT C38 DB PROですが、超軽量の新型ホイールが販売されたので旧モデルになりました。その影響かもしれませんが対象のホイールは日本の公式製品ラインナップから外れているようです。

ライド中の一コマ


YOELEO JAPAN公式HP で使える 全製品10%オフ になるクーポンがあるので是非ご利用ください。新型の超軽量ホイールSAT PRO NXTでも使用可能です。

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この記事は自主的に作成しています。




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YOELEO R12 紹介・レビュー
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前提


筆者は趣味で自転車に乗っているエンジョイ勢の枠組みに入る。機材は揃っておりサイコンや各センサー、パワーメーターを所持し体感だけでなく数値として変化を確認することが可能です。

一応この子もパワメ付き


筆者の機材遍歴など


当人が今まで使用してきた機材や、使用者の好みでも変わってくるだろう。そのため参考程度に以下の情報を残しておく

フレーム遍歴
TREK Emonda ALR5、PINARELLO FP2、WINSPACE T1500、HANDSLING A1R0evo、YOELEO R11

ホイール遍歴
FULCRUM RACING ZERO NITE、HYPER38、HYPER50、YOELEO SAT C38 DB PRO、ROVAL Rapide C38、Rapide CLX Ⅱ、ZIPP 303 FIRECREST、DURA-ACE WH-7900 C24、FARSPORTS Ventoux S4、Elitewheels DRIVE 40D、DRIVE 50D、Velo Six Disc、Nepest MAUI45

筆者について
平坦メイン、登りは苦手、カフェによく行く

一人でカフェに行けるくらいレベルが上がった


使用環境


詳しい仕様については過去記事 R12紹介・レビュー を確認してほしい。以下はざっくりとした仕様を記載

フレーム:YOELEO R12 カスタムペイント
ホイール:YOELEO SAT C38 DB PRO
タイヤ:CONTINENTAL GP5000 25C クリンチャー
チューブ:MAXXIS Ultra Light
コンポーネント:Dura-Ace Di2 R9100
クランク:ROTOR ALDHU
ローター:SHIMANO SM-RT900 (F160mm, R140mm)
サドル:TNI Litefly

YOELEO R12 カスタムペイント


評価基準


分かりやすく各項目★5段階評価を設定

今回はフレームとホイール同時レビューです。別のホイールやタイヤを履かせれば印象は全く異なると思うので参考程度に見てください。


発進・加速


評価:★★★★☆ 4

突出して発進や加速が早い!とは思いません。不満もなく普通の印象です。

これは予想なんですか、フレーム自体の反応は悪くないけど、ホイールの金属スポークが影響して初速を溜め込んで発進や加速をする印象があります。金属スポークとカーボンスポークって加速や伸びの性格が違っててとても面白いです。

R12とSAT C38ホイールの組み合わせだとこの評価ですが、ホイールを別に変えると発進加速は化けるかもしれません。個人的に伸びは金属スポークが好きです。


高速域・巡航性能


評価:★★★★☆ 4

エアロフレームはやはりこの領域が強いと思う。正面からの風を切り裂いて走っている印象が強い。

ホイール自体はリムハイト38mmでそこまでリムは高くないのですが、重量が1440gあり少しだけ重いことから平坦での惰性も効きやすい印象。高速域は走ってて凄く気持ちが良い。

ただし踏み込んだ時の高速域45〜50km/hだと、少し厳しくなってくる感じがします。その領域はやはりディープリムが強いと思います。フレームとホイールの組み合わせの影響がかなり出てくる印象です。

そのため★4と評価しました。
ディープリムなら印象は異なると思います。


剛性感


評価:★★★★☆ 4

R12は柔らかい方とか話を聞いたことがありますが、柔らかいとか硬いとかそういう印象は全くない。良くも悪くも普通というか剛性感に関して不満が全くない。

ホイールもかなり影響してくるのでフレームがどうとか言えないのが本音ですが、取り敢えずこの組み合わせでは不満がないという感じです。

レースやトレーニングに励んでいる人はまた印象が異なるかもしれません。

フレームセットに付属するH9一体型カーボンハンドルはめちゃくちゃ硬いです。程よいエアロハンドルでかなり良い印象。


安定性能


評価:★★★★★ 5

相当バランスが良い。変なハンドリングの癖もなく直進安定性は素晴らしいものがあります。走行中のバランスが良いと速度も乗せやすいし長距離を走ると後半疲れ方がかなり変わります。

やはり安定性は大事です。バランスが良い車体は結果的に早くなると思います。

安定性の評価とは少し話がズレますが、直進安定性が高い代わりなのか、コーナーの立ち上がりに踏み込むと一瞬反応が遅れると感じる人がいるかもしれない。

エアロフレームの特性やホイールのスポークが金属など、色んなことが影響していると思います。そのため一概には言えないのですが一応残しておきます。


横風耐性


評価:★★★★☆ 4

R12はエアロフレームですが、セットしているホイールが38mmハイトでリムはかなり丸いU型形状です。横風耐性はかなり強いです。

乗り手が横風の影響をもろに感じるのはハンドリングです。ホイールが横風をかなりいなしてくれるので、変にハンドルが取られにくいです。

50mmハイトやディープリムと呼ばれる部類のホイールを履かせると印象は全く異なると思います。


登坂性能


評価:★★★★☆ 4

エアロロードバイクは平坦特化で登りは不向き的な話があると思いますがホイールでかなり変わります。

セットしているC38のホイールがオールラウンドにいける万能型なので、登りでもかなり恩恵があります。

走り自体はエアロフレーム特有の直進安定性があるのでハンドリングは決してクイックではありません。何となくですが、登りが長くなって疲れてくるとフォークが立っていてハンドリングがクイックなフレームが軽快に登りやすい印象があります。ハンドリングがクイックだと疲れてくる時に登りでバイクが軽く感じますからね(個人の感想)

私の組み合わせはエアロフレームの特性を抑えて無理矢理オールラウンド化しています。そのため50mmハイトやディープリムと呼ばれる部類のホイールを履かせると印象は全く異なると思います。


コストパフォーマンス


評価:★★★★★ 5

フレームはハンドル込みで約20万、ホイールは約12万です。大手ブランドと比較するととんでもなく価格が抑えられています。

下に書いてますがサポートされている選手はレースでも実績を残しているのでレースも問題なくいけると思います。安かろう悪かろうという言葉はYOELEOに限っては違いますね。

それにカスタムペイントも大手ブランドに比べて低価格で提供できています。私のR12もカスタムペイントしたオリジナルデザインで所有欲が満たされ満足感も凄いです。


総合評価


評価:★★★★★ 5

何だかんだホイールのインプレッションが多くなった気がしますが…この組み合わせは超バランス型で万人受けしやすい走りをしてくれると思います。変な癖がなく乗りやすい。

セットしているC38ホイールが凄く走りやすいのもありますが、フレームとの相性も好印象です。それに上記で説明している通りコストパフォーマンスも素晴らしいと思います。

スポーツ自転車は軒並み価格が高いので、リムブレーキからディスクブレーキへ乗り換える際の選択肢や、初めてのカーボンバイク、メイン機から乗り換え、もしくはセカンドバイクとして選択肢があると思います。

今はユーザーも増えていると思うのでTwitterで見かけたら他の人のインプレも聞いてみてください。変な意見は出てこないと思います多分w

評価とは違いますが念の為。R12は乗り手の位置が少し高く感じます。今までの経験上エアロフレームは乗り手の位置が低く感じるのですがR12は全くの逆です。最近のエアロフレーム設計思想って変わったのかな?


日本のアマチュアサポート選手が凄い


YOELEOはJプロツアーのレバンテ富士静岡もサポートしていますが日本のアマチュア選手も複数サポートしています。


筋肉ブロガー でお馴染みの松尾遊さんはグラベルフレームG21を使用していてグラベルレースで何度も優勝しています。


ヨノツさんという方もロードバイクのレースで何度も優勝しているようです。


藤田さんという方もサポートしています。


池川さんという方もサポートしています。

筋肉ブロガー松尾遊さんとしか面識がなく他選手と面識はありませんが、実力のある選手は本当に凄いですね。

私は発信コンテンツを持っていますがレースにエントリーしないので、レース仕様のインプレッションはできません。レースの為にトレーニングをして結果を出すのは本当に凄いことだと思います。私にはとても真似できません。

私もサポートされている選手を陰ながら応援しています。


やばいコスパの超軽量ホイールが発売


YOELEOから新型ホイールが発売されました。他ブランドに比べて価格を抑えながら超軽量に仕上がったカーボンホイールのラインナップです。

SAT C35 DB PRO NXT
重量:1260±3% 販売価格:135,000円


SAT C45 DB PRO NXT
重量:1310±3% 販売価格:138,000円

SAT C50 DB PRO NXT
重量:1330±3% 販売価格:142,000円


価格も抑えられていてこの重量は凄いですね。しかも金属スポークでこの重量を実現しているのはリムが相当軽いのでしょうか?機械でカーボンを巻いているようです。ハブも新型に変わっているみたいです。

カーボンスポークと金属スポークは走りの感覚が全然違うので、このホイールもとても面白そうなホイールです。


お得に購入する方法


YOELEO JAPAN公式HP で使える 全製品10%オフ になるクーポンがあるので是非ご利用ください。上記で紹介している新型SAT PRO NXTホイールでも使用可能です。


10%OFFクーポンコード:
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最後に


ここまで見ていただきありがとうございました。YOELEOはR11から乗り始め、R12に変わって合計2年近く乗っていることになりますが、他ブランドと遜色ないくらい良いフレームとホイールだと思います。

中華が云々はもう過去の話ですね。今でも他ブランドでは粗悪品等も出回っているかもしれませんが、YOELEOは信頼できると思います。

カーボン製品を熱成形する工程で採用しているPROMOLDCORE製法とか、かなりコストをかけてクオリティを維持している印象。製品パッケージもかなり拘っていてサポートは日本語でも対応可能です。

最近は日本代理店も多く、何かあってもサポートは万全そうですね。やはり代理店があるとないでは天と地の差があると思います。

代理店のページ↓


では今回はこの辺で。また次の記事も見てください。



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