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ことのはいけばな’22

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文藻の琳派たれ!7年を経てこの言葉に出会った。花立てるように歌も立てたい。 花と歌を同時に活ける。ローカル72候マラソン。 *歌つくり人の皮脱ぎほう法華虚
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#花の道

ことのはいけばな’22 芒種 第26候『腐草為蛍』

ことのはいけばな’22 芒種 第26候『腐草為蛍』

花を活けるように、言葉を三十一文字他の器にのせて活ける。はなとことばを立てて相互記譜。七十二候のことのはとはなの旅。

今日は言葉を束ねるという歌の作り方をしてみたい。活ける、立てるとはちょっと違う
赤坂氷川神社「はなのみち」にて夏至祭やジューンブライドの話をした。

*夏至祭へ明るさのままかがやいてジューンブライド花吉女咲う
*白百合もしもつけ花も五月晴れ未彩のみどり白に滲ませ
*芍薬の白無垢に

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ことのはいけばな’22小満 第23候『紅花栄』

ことのはいけばな’22小満 第23候『紅花栄』


花を活けるように、言葉を三十一文字他の器にのせて活ける。はなとことばを立てて相互記譜。七十二候のことのはとはなの旅。

「花の座 伝芭」を主宰している。
sansa座の第二回目は5月29日。主題は「あぢさゐ、芍薬、しもつけ」。
暦や襲の色目、歳時記に記される季語としての紫陽花、芍薬の歌についてゆっくり味わっていく。紫陽花にちなんで「青」について、ジューンブライドにちなんで「緑」の話も伝える。その

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