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国際なのに日本?明治大学国際日本学部!

一般的に外資と内資という括りのように海外と国内はわけることが多い日本。しかし、明治大学には「国際日本学部」という学部が存在する。国際と日本というと何を勉強するのか一見わかりにくい。他のMARCHや六大学では存在しない学部でもあるため、特殊性はさらに際立つ。そこで今回は明治大学の国際日本学部の取り組みや教育を紹介していく。
明治大学国際日本学部
国際日本学部 | 明治大学 (meiji.ac.jp)
明治大学国際日本学部は、同大学の「『個』を強くする」理念に基づき、国際社会で活躍できる人材を実践的な英語・日本語教育に加え、相互文化と社会構造の深い理解から「世界の中の日本」という視点で学問にアプローチしている。まさにサッカー元日本代表の本田圭佑が再度主張していたグローバルの中で日本が欠けている『個』の力を養うことを目的にしている同大学のグローバル志向の思いが詰まった学部といえるだろう。

英語においては、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能を総合して徹底的に学ぶ体制を取っており、約20名ずつのレベル別のクラスにわけて教育を行っている。また日本を学ぶための日本語教育や、最新のトレンドも研究対象に入れるなど、非常にフレキシブルで学生の自発的な関心や学びを支援する姿勢がうかがえる。
国際日本学部とは | 明治大学 (meiji.ac.jp)

そのため、開講科目には、「ポップカルチャー」や「漫画史」、「世界の中のアフリカ」など幅広いテーマが確認できる。一方で、先述のとおり、日本語と英語という教育には徹底した姿勢が見え、開講科目などでも日本語と英語に関連した講座が多い印象を受ける。日本人のみならず外国留学生にも、また英語のみならず母語の教育にも力をいれて、日本と国際社会をつなげようとする本学部では、大学以前に海外にいったことがない学生にもその門戸を広く開いている学部といえるだろう。
国際日本学部設置科目紹介 | 明治大学 (meiji.ac.jp)